チャイコフスキーより犬の声を入れて!笑
通報・発見
ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWS (HFP) の活躍は、わんちゃんホンポでたびたび紹介しています。
犬の保護に関するスキルが高いだけでなく、動画の撮影方法や編集も洗練されています。
でもそれとて、長年の経験のなせるわざ。今回ご紹介するのは、そんなHFPのリーダーが2009年に初めて保護活動の様子を撮影し、公開した動画です。
この白黒の犬が保護対象。盛んに吠えています。
でもBGM(チャイコフスキーの序曲「1812」という選曲も微妙…)ばかりが鳴っていて、肝心の犬の声は記録されていません。
こんなところにも、慣れない動画制作の未熟さが出てますね。
接近・保護
棒の先にワイヤの輪がついた道具を持って接近すると、犬は家の壁と塀のすき間へ逃げ込みました。それを追って、リーダーも狭い通路へ。
ぐるっと回って表に出てきました。犬はまだ一生懸命吠えています。声は聞こえませんが…。
それでもひるまずに棒を犬に向けて近づいて行くと、犬は頭を下げて視線をはずし、右に左によけるような仕草を始めます。
弱気になってきたのがわかります。それと共にBGMは盛り上がりますよ~。
そしてゆっくりと、ワイヤーの輪を頭に通して首にしっかりつけました。
犬、怖がりながらもあきらめています。
引っ張っても抵抗してその場を動きません。咬もうとするかどうか、素手を近づけてみると咬む素振りは見せません。
食べ物を見せると目をひんむいて「バクゥ!」と食らいついた~。よしよし。これはもう大丈夫そうです。
顔が必死。おなかすいてたんだよねえ。
そして布リードと素手を素直に受け入れてくれて保護完了。さっそく尻尾も振ってくれ、喜んでリードを引っ張るように歩いてくれました。
1人で犬の相手と撮影をしているので、この辺りで画面が大きく揺れています。
後に、リーダーは団体の他のスタッフに保護方法の指示出しと撮影に徹して、きれいな動画づくりができる態勢を整えていきました。
ついさっきまで吠えまくっていたのがうそのよう。人も犬も笑顔です。
信頼
あら、ついには布リードもはずしちゃった。抜け道はない場所なんでしょうけれど、まるでドッグランに散歩に来た飼い主と犬のようです。
犬の瞳に信頼の灯が宿りました。盛り上げるようなBGMが鳴り響くと、あれ?なんだか動画にぴったり…?
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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