空港の敷地に長く居ついた大型犬カップル。人とのきずなを取り戻しました

空港の敷地に長く居ついた大型犬カップル。人とのきずなを取り戻しました

地方空港の広い敷地に1年半以上居ついた大型犬のカップルは、生まれた子犬がすべてコヨーテのえじきになるという悲劇を経験した後に、人のぬくもりに包まれました。

お気に入り登録

野生は厳しい。犬は飼い犬に戻ろう

通報・発見

ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWSの動画から、一昔前の保護活動を紹介します。

1年半以上、空港の敷地に居ついた大型の2頭「クイーニー」と「バド・バド」に、ある夫婦がずっと食べ物を与えていました。

2週間ほど前には、2頭の間に子犬が産まれたそう。でもすべて野生のコヨーテに食べられてしまったのでした。うう、厳しい…。

コヨーテだってきっと子育て中、獲物が必要…。野生のおきては、厳しい!

野生動物でない2頭の犬は保護しましょう。

2頭とも、とてもおびえていました。さえぎるものの少ない広い敷地で、大型犬を追いかけてつかまえるのは至難のわざ。ケージトラップが最善の方法です。

ケージを仕掛けてその場を離れ、しばらくして戻ってみると…。

クイーニーとバド・バドが一緒にケージに入っていました!きずなが強い!大型犬2頭でケージはギュウギュウ。ごめんね。

2頭を見守ってきた夫婦が所有する倉庫にケージを運び込み、小さな部屋の中でケージから出そうということに。

小さな部屋…そこにはトイレしかなかったんですね。トイレの中で犬たちを放すともう怖がらずに…。

夫婦もこの1年半以上で初めて、彼らに素手で触れることができました。バド・バドは、人との触れ合いを切望していたかもしれません。

クイーニーはというと、壁に頭を押し付けて「見ない、見ない…」

背中を素手でさすられているんですけれどね。

でもご心配なく。しばらくすると心の壁を乗り越えてくれました。バド・バドが横にいるから心強いですね。

それから

シェパードを中心に一時預かりを実施する施設が、バド・バドとクイーニーの保護を知って、預かりを申し出てくれました。ありがたいですね。

避妊、去勢やワクチン接種を終えたら、施設で一緒に時間を過ごせます。そして願わくば素敵な里親さんが2頭を一緒に引き取ってくれて、今頃まだ2頭一緒に幸せに暮らしていますように。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。