囲いの中でいつも1人ぼっちだった。保護され生まれて初めて外の世界へ!

囲いの中でいつも1人ぼっちだった。保護され生まれて初めて外の世界へ!

食べ物と排泄物の世話以外、孤独の中に放置されていた犬を保護。動物愛護団体職員の訪問を大歓迎した犬ですが、外に出たことがないため、囲いの外に足を踏み出すと少しためらいました。

お気に入り登録

シッポで砂嵐

歓迎

金網に前足をひっかけて立ち上がっているのは「ピップ」です。シッポが左右にピョコンピョコンと揺れています。

ピップは広い草地の一角に作られたこの囲いの中から外へ出たことがありません。

食べ物や排泄物の始末といった最低限の世話はされているようですが、きっと毎日、飼い主が食べ物を片手に囲いに入ってくるその一瞬だけを楽しみに生きていたのでしょう。

それが5分で終了するとして、残りの1日23時間55分は、孤独に過ごしていたのです。10分だとしても、23時間50分ですよ。瞑想でもマスターしなければ、人間でもやってられませんよ。

ピップはこの小さな囲いの中にずっと1人きりで閉じ込められています。囲いの向こうには別の犬小屋が見えますが、カラのよう。

そんなピップにとって、今日は特別な日です。PETAとノーフォークSPCAというふたつの動物愛護団体がピップを迎えに来たのです。「用意はいい?こんなところとはおさらばだよ!」

これが「笑顔」でなかったら、何でしょうね?

PETAの職員が囲いの扉を開けて入ってくると、ピップの喜びは爆発!走り回って、女性の前にひれ伏して、シッポはブンブン、砂ぼこりが上がります!

外の世界へ

いざなわれて、ピップは初めて外の世界に足を踏み出しました。初めはちょっと驚いてしゃがみこみ、最初の数歩はちょっと腰が引けているようにも見えます。遊びに来てくれるのは嬉しいけれど、まさか外に出られるとは、想像もできなかったのでしょう。

その後

ノーフォークSPCAがピップを預かり、そして間もなく里親さんが決まりました!いつも人が身近にいる環境で愛情を一杯受け、ピップは落ち着いた暮らしを手に入れました。

ぬいぐるみを大事そうに抱えて眠る姿がかわいらしいピップを動画でご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals) 

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。