ガリガリの保護犬マイロ。迎えてから知った悲しい過去と先住犬との絆

ガリガリの保護犬マイロ。迎えてから知った悲しい過去と先住犬との絆

ふとある日思い立ち応募したわんちゃんの里親。小さい頃のトラウマから他の犬が苦手な先住犬に兄弟を作ってあげたいという思いから、わんちゃんのFoster(一時預かり)をすることを決意しました。ガリガリだったマイロを向かい入れてちょうど一年。成長と変化の記録です。

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ガリガリだった保護犬マイロは食欲旺盛なわんこに成長

保護のきっかけは犬が苦手な先住犬

チェックのバンダナをした2匹の犬

我が家には『ギズモ』というチワワとトイフォックステリアのミックス犬がいました。

ギズモは小さい時アタックされて以来、他のわんちゃんが怖くなってしまいました。そんなギズモを見ていて「この子のトラウマを克服してあげたい。他のワンちゃんと生活したらどうなるかな」と考えた私は、地元のレスキュー団体に連絡を取ることにしました。

ハワイで生活する私は、あるレスキュー団体のFosterの書類を提出し、連絡を待つことにしました。

迎えに行ったわんちゃんは痩せ細った小型犬

ケージの中にいる犬

ある日地元のレスキュー団体から連絡があり、「全く食べなくて大変なこの子を一時預かって欲しい」と言われ、その当時一時的にその子を預かっていたおうちに様子を見に行きました。

目にしたのはぶるぶると震えるガリガリのわんちゃん…。名前は『マイロ』です。

先住犬のギズモは2ヵ月の時から育てていて食欲も旺盛な子だったのでこんなに痩せてしまった子を見たのは初めてでした。

「抱っこしてみる?」と言われ抱いた時に、震えながらもしっかりと私の腕を両前足でギュッとつかみ離れない姿を見て、連れて帰らないわけには行きませんでした。

うちに来ると元気が出てきたマイロ

保護時と数ヵ月後の変化

うちに来ると怯える様子はなく、どこか安心した様子でソファやベッドでくつろぐ姿を見て一安心。ご飯もすんなり食べてくれました。

最初の数週間はご飯をたくさんあげてとりあえず太らせてあげたい一心でした。チキンを茹でたものが好きなことがわかり、手作りご飯にも凝るようになりました。ご飯はたくさん食べるようになりましたが、今でも横で見ていないとご飯を食べたがらないちょっと困ったちゃんです。

保護してから、数ヵ月後、体重が増えまるまるとした姿を見た時には嬉しい気持ちでいっぱいでした。

ご飯も食べてくれるし特に問題はなかったのですが、何かトラウマがあるようで、人の少しの動きでびっくりしてしまう毎日。今でも頭を撫でようとするたびにギュッと目を瞑る姿を見て「辛いことがあったのかな」と涙が出そうになります。

さまざまな苦労もありながらの日々でしたが唯一本当に嬉しかったのは、マイロが先住犬のギズモのことが大好きで大好きでたまらないのが伝わってくることでした。

うちの子になって半年後に知ったマイロの過去

マイロが1匹で写っている写真

一時預かり開始から約1ヵ月後。マイロの性格の可愛さと、マイロが先住犬ギズモのことが大好きなこともあり、我が子として迎え入れることに決めました。

マイロがレスキュー団体の元にいたときの情報があまりなかったので、日々、この子にはどんな過去があって、どんなトラウマがあってあそこまで痩せ細ってしまったんだろう…と考えていました。

そんなとき、犬友達がインスタグラムを通して連絡をしてきました。友達は「マイロがギズモというお兄ちゃんを見つけられたことがすごく嬉しい!」と言ってきました。

話を聞いているとマイロはもともと、彼女がボランティアをしていた動物愛護団体の施設にいたそうです。彼女も詳しくはわからないようですが、マイロは兄弟と一緒にこの施設に連れてこられました。その後マイロの兄弟は先に引き取られ、マイロは一人、施設に残されることに。兄弟が先に引き取られてから、マイロは食べることをやめてしまったそうなんです。それをきいて、「マイロは過去に大好きな兄弟がいたんだ!だからマイロはあんなにギズモのことが大好きなんだ!!」と納得。

仲良しの2匹

そして地元のレスキュー団体に保護をされ、その保護団体の方が私に連絡を取ってきたということがわかりました。

また後日レスキュー団体の代表の方に「マイロの過去を知っているだけ教えて欲しい」とお願いしたところ、マイロは動物愛護団体の施設にいた頃、一度他の家族に引き取られていたことがわかりました。

その家族のお家へ向かう道中、マイロは恐怖から車の中で下痢をしてしまったそうです。その後すぐその家族はマイロを施設へ連れて戻ってきてしまいました。その話を聞いて、なんでこんな可愛い子を!という思い出いっぱいでした。

今でも車の中では何かトラウマを思い出すようで、くんくん泣いたり、震えたりすることもありますが、そんな時はギズモがマイロに体をピッタリとくっつけて、まるで「大丈夫だよ」と言っているような微笑ましい姿も見られます。

最後に

公園にいるマイロ

日本ではまだペットショップから犬を飼う人が多いと聞きます。もちろんペットショップで犬を飼うことが悪いわけではありません。

ハワイではペットショップに犬はいません。保護犬という文化も浸透しています。先住犬は子犬の時から飼っていたこともあり、正直成犬をどれだけ可愛がれるかなと思う不安も最初はありましたが、今では先住犬も後からうちに来た保護犬も同じように大好きです。

保護犬にはトラウマを持った難しい子もたくさんいます。なので一概に保護犬を迎えよう!とは言えませんが、いつかワンちゃんを家族にしたいと思った時には「保護犬」も候補に入れて、我が子探しをしてみてはいかがでしょうか?

寝ているときのマイロ

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