鼻を鳴らし、床をはって前進する子犬
救出
劣悪な環境の子犬工場が摘発され、295匹もの犬が救出されました。その中にいた小さな「ダニエル」は、暗い施設内でひどい栄養失調ために、歩行障害が出ていました。
背後で他の犬たちが吠える中、ダニエルは鼻を鳴らしながら地面にはいつくばるようにして懸命に救出者の方へ寄ってきます。前足が極度に弱っていているため、前のめりであごが地面につくような形でしか前進できないのです。
ただ甘えているのとは違う必死さが感じられ、胸がギュッとします。
ところが、救出後ほんの2,3日でダニエルの健康状態はみるみる改善して…
回復
ビョンッと跳ねることができました!
子犬の体と精神の発達に欠かせないこんな遊びや人との交流も、子犬工場ではなかったのでしょうね。
前足も使って、バランスを取りながら歩行も始めたダニエル。栄養失調と暗い建物の中での放置状態が、健康な子犬の体をむしばんでいたのです。
2週間もすると、かなり正常に近く歩けるまでに回復しました。
ぺちゃんとしていた耳が立ってきましたね。
そして今では…
その後
たくましく成長するダニエルが夢中で遊ぶ姿が映し出されます。すばしこく動き、大またで走るダニエルは、健康そのものに見えます。幼い時の栄養失調の影響は、幸い最小限に抑えられました。
それにしてもダニエル、シェパードだったのかな?かっこよく成長中!
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:The Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States