餓死か凍死の2択!?
通報・発見
英国の動物愛護団体RSPCAの職員レイチェルさんが、「ジョージ―」を紹介します。エリザベスカラーをつけて、ソファでぐったりしている様子。手術を受けた後、まだ麻酔が効いているのかもしれません。
ジョージ―の保護依頼が何件かRSPCAに舞い込んだのは寒い冬でした。
子犬を産んで間もないジョージ―は極度にやせ衰えていました。体は骨が浮き出してゴツゴツ、わずかに乳房がふくらんでいるのがわかります。栄養分はすべて母乳に回っていたのでしょう。このままでは餓死も近い状態のように見えます。
でも、ジョージ―には飼い主がいました。貧困から犬の世話が十分にできなかったのか、元々飼い主がネグレクト傾向だったのか不明ですが、ジョージ―は大雪の日にも、体温を保つ長く密な体毛も皮下脂肪もない体で、外で過ごしていたそうです。
ジョージ―が身を削って授乳したおかげで、子犬たちはまずまず健康なようです。
ケア
そして最初の場面に戻ります。ここはRSPCAの地方事務所。保護から6週間、職員やボランティアは、ジョージ―を温かく迎えて世話をしました。
まずやせ過ぎた体を健康体に戻すことが先決、そして耳の病気があったようで、手術も行いました。
2匹の子犬たちは、心身共に健康そのものです。
その後
ところで、動画後半に映るジョージ―の右耳が、なんだかおかしな事になっているような…。実は、ジョージーが体をブルブルッと震わせるたびに手術の傷口が開いてしまうため、ふさがるまで耳たぶを持ち上げて頭のてっぺんにちょこんと縫い付けてあるんですって!笑
ジョージ―はその後、素敵な里親さんの元にたどり着きました。レイチェルさんは子犬たちについては説明していませんが、健康な子犬たちのこと、きっと彼らも里親さんにめぐり会うことでしょう。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA UK
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