犬が首輪を嫌がるときにしてはいけないNG行為2選
犬の首輪は、リードや鑑査札を装着するための大切なものですね。とくに散歩に出かけるときに首輪がないと、リードを装着できずに困ってしまいます。子犬のうちから首輪をはめて慣らそうとしても、一筋縄にいかない方が多いです。
犬に首輪をはめようとするたびに首をブンブン振って抵抗されたり、噛みつかれてしまったりすることもあるでしょう。この犬の行動に、飼い主としてもついイラッとしてしまうものです。
いずれ首輪に慣れることが多いですが、このとき注意したいのが飼い主さんの対応の仕方です。どんな対応をするかによって、首輪に慣れるスピードも変わってしまいます。
そこで、犬が首輪を嫌がるときにしてはいけないNG行為2選についてご紹介。次のような行為をしてしまうとますます状況は悪化するので気をつけてください。
1.無理やり首輪をつける
「絶対イヤ!」とばかりに犬に拒否されるとイライラしてしまいますよね。装着したと思ったらすり抜けて逃げてしまった、そんな経験を持つ飼い主さんも多いことでしょう。そんな状況が続けば何としても装着するぞ!という気持ちに駆られてしまうもの。
ここで犬を押さえつけて無理やり首輪をつけたくなるものですが、この行為は逆効果です。この行為をやってしまうと「首輪=嫌なもの」と覚えてしまうのでNG。イライラしたら一旦やめて、心を落ち着かせましょう。
2.叱る
ついイライラしてしまい「じっとして!」などと大きな声を出してしまいますよね。しかしこの行為もNG。首輪を装着しながら叱ってしまうと、犬はますます首輪が嫌いになります。
ただでさえ首輪が嫌なのに飼い主さんに叱られてしまえば、トラウマとして植え付けてしまいかねません。ぜひ叱る方法以外の対策で、首輪に慣らすようにしていきましょう!
犬が首輪を嫌がるときにできる対策方法
どんな犬も最初は首輪を嫌がります。大切なのは焦らないこと。ぜひここでご紹介をする、首輪を嫌がる犬への対策も参考にしてください。
首輪に少しづつ慣らす
ここで犬側の気持ちを考えてみましょう。首輪はきつい、首に違和感を感じる、痒いといったストレスを感じています。犬の首周りはとても敏感な部分であることを理解しましょう。
犬の首輪は少しづつ慣らしていくのがポイント。最初から完全に装着しようとせず、抵抗する態度が見られる間は無理をしないことです。
慣らすためには、まず首元に触ることから始めていきます。手のひらで輪っかを作って愛犬の首元を触れる、首輪を軽く装着してみる、という一連を繰り返してみてください。首輪には指2本分の余裕を持たせるようにして、苦しさを与えないようにします。
首輪をしたら褒める
「首輪=良いもの」と思わせるために、首輪をはめるたびに褒めていきましょう。抵抗せず首輪を装着することができたら、「いいこ!」と褒めておやつのご褒美をあげてください。
大げさなほど褒めることがポイントです。首輪をしたらおやつを与えて、とにかく褒めていきます。この一連を繰り返していくうちに首輪に慣れていくので、長い目で行っていきましょう。
まとめ
犬はたいてい首輪を嫌がります。焦らずじっくりと慣らしていくことが大切です。決して叱らずに見守っていけば、いずれ慣れていきます。1日数分ずつ装着時間を伸ばしていきましょう。
まれに首輪のサイズや素材を嫌がる犬もいます。1度ペットショップのスタッフに相談をして、ワンちゃんにぴったりの首輪を探してみるのもおすすめです!