犬が近所迷惑になっていること5選
犬を飼う人が忘れてはならないのがご近所への配慮です。犬好きの人もいれば、犬が苦手な人もいます。もちろん飼い主さんも十分な配慮を行いながら飼育しているでしょう。
ただ、犬を飼い続けているとつい忘れてしまうことがあることも否めません。まずは、飼い主さんが気付きにくい犬が近所迷惑になっていること5選を確認しましょう。
これから犬を飼う人はもちろん、すでに飼っている飼い主さんもこの機会にチェックをし、予防策をお試しください。
1.犬の鳴き声
最も近所迷惑になるのが犬の鳴き声です。来客や通行人が通るたびに「ワンワン!」とムダ吠えをするたびに、近隣から「うるさいな」と思われてしまいます。
ムダ吠えへのしつけを心がけていると思いますが、「この程度なら犬なんだし仕方ない」と放置してしまう飼い主さんも多いです。愛犬の鳴き声に慣れてしまうと、気付きにくくなってしまうのが注意したいポイント!
犬の鳴き声が原因で通報をされてしまうケースが非常に多いです。ペット可の集合住宅であっても気をつけなければなりません。要求吠えに応えてしまい、「吠える=いいことがある」と覚えてしまっている可能性があります。
愛犬のムダ吠えに悩んでいる方は、獣医師やドッグトレーナーに相談しながら改善を目指すことをおすすめします。
2.犬のにおい
つい慣れてしまい気付けなくなるのが、犬のにおいです。ペット臭は家中に染み付きやすく、飼い主さんは平気でも他人は顔をしかめるほど臭いと感じていることがあります。
愛犬の排せつ物の処理は念入りに行い、庭先に捨てるなどの行為はやめましょう。愛犬も定期的にシャンプーをして清潔を保てば、大きなトラブルにつながるような悪臭は漂いません。
部屋の中のペット臭は、消臭効果がある重曹やお酢を薄めたスプレーで拭き取りを行ってみてください。ソファーやカーペットにも染み付いてしまうので、こまめなお手入れを心がけていきましょう。
3.散歩中のマーキング
ひと昔前の常識ではOKだった犬のマーキング。今のルールはNGです。散歩中にマーキングする癖があると、所構わず臭いの強い尿をかけてしまうおそれがあります。
水をサッとかけるだけでは臭いは染み付くため、ご近所でマーキングするとトラブルに発展するおそれも、ほかの犬が反応をしてしまうことを考えても、やはりやめさせるべきでしょう。
それがご近所の人の玄関や庭先であれば、やはり不快感を持たれてしまいます。犬を飼っている人でも、他人の犬にマーキングされると考えると嫌な気持ちになりますよね。
トイレは家の中で済ませてから散歩に向かいましょう。その方が、雨天を気にする必要がなく、老犬になった際にも苦労しにくいです。散歩に向かう際には水を携帯し、リードは短めに持ってマーキング行為を防いでいきましょう。
4.犬の足音
マンションの上の階に住む人は騒音にご注意を。犬が走り回る足音が下の階に響いている可能性がないか確認してください。とくにフローリングの床はかなりの確率で響いているので要注意です。
ぜひおすすめしたいのが、クッションマットです。ペット用のマットを敷けば、犬は滑りにくくなり騒音も軽減と大活躍してくれるのでぜひ活用してください。
5.犬の毛
どうしても防げないのが犬の抜け毛。風で飛び散りやすく、庭先の犬の毛が近所に侵入していることがあります。とくに玄関先や庭先でブラッシングを行う人は十分気を付けてください。
抜け毛はすぐにゴミ袋にまとめないと拡散してしまいます。ニオイも付着しているので、ご近所に飛び散るおそれがある家庭は室内で行うように配慮をしましょう。
まとめ
ご近所と良好な関係を保ちながら犬を飼うことは簡単そうで難しいもの。家が密集している地域ほど問題が発生しやすくなります。必要なしつけトレーニングを行うことは、ご近所さんのためでもあり、愛犬を可愛がってもらうためにもなります。ぜひこの機会に愛犬のようすと環境をチェックし直してくださいね!