①首輪&リード
犬の首輪やリードは、犬を飼い始める際に絶対に購入するものだと思います。初めは1種類だけだったものが、機能やデザインの異なる首輪やリードがどんどん増えていくという飼い主さんも少なくないようです。
最近では100円ショップなどでも手軽に首輪やリードを手に入れることができますが、これらについては犬の安全を守るためにも耐久性のあるしっかりとしたものを選ぶことをおすすめします。
安いもの=質が悪いとは言い切れませんが、犬用品の開発や製造に慣れていない企業がつくったものなどについては安全面での不安が残ります。実際、強度が足りなかったり、部品が取れるなどしてリードが外れてしまったというトラブルも起きているようなので、十分に注意して欲しいものです。
犬のリードは、家の外に出たら“命綱”としての役割を果たします。いざというときに外れたり切れたりして、犬が脱走したり事故にあってからでは遅いので首輪とリード選びにはこだわって欲しいと思います。
また、首輪やリードは機能面でもさまざまな種類があります。シンプルな平たいひも状のものから1本で複数の使い方ができる多機能リード(マルチファンクションリード)、伸縮させられるフレキシブルリードなどがありますが、犬の体格や性質、散歩の場所、遊び方などにあわせて複数のリードを使い分けられるとベストだと思います。
②ブラシ・シャンプー
カットの必要がない犬種の場合、家でシャンプーをしている家庭も多いと思います。定期的にトリミングショップに出していても、急に汚れてしまって自宅でも洗う必要が出ることもあるでしょう。また、シャンプーをするかどうかに関わらず日常的なケアとしてブラッシングをすることは多いと思います。
犬の皮膚や被毛は人間に比べて非常に繊細だとされているため、刺激が強い不要な添加物などが入っていないシャンプーを選んだり、皮膚を傷つけにくいブラシを選んだりすることも大切です。
シャンプーなどが原因で皮膚トラブルを起こすことは少なくありませんし、ブラシの痛みによって犬がケアを嫌がるようになることもあります。犬の体のため、そして犬とのコミュニケーションを円滑にするためにもケア用品選びにもぜひこだわりたいところです。
③食器
犬の食器にはあまりこだわっていない飼い主さんもいるかもしれませんが、これについてもぜひ愛犬に適しているか見直してみて欲しいと思います。食器については、価格が高いものが良いというわけではなく、それぞれの犬の食べ方や体格などに適しているかどうかが重要なポイントです。
例えば、食器の位置が低すぎると首を伸ばして食べることになって食べ物が詰まったり、吐き戻してしまったりすることがあります。胸の深い大型犬の場合は大量の空気を一緒に飲み込むことで、胃拡張などの重大なトラブルを引き起こすことも。
パピーやシニア、大型犬などでそうした心配がある場合は底が高くなっている食器を選んだり、食器台とセットになっているものを選ぶといいでしょう。
また、犬の食器には傷がつきにくい陶器やステンレスでできたものがおすすめです。プラスチック製の場合、傷がつきやすく目に見えない汚れや雑菌が溜まってしまう可能性が高いので、あまり長期的な使用はしない方がいいと思います。
また、食器が軽く動いてしまうと非常に食べにくいですし、食器を追いかけるようにして食べると上記のような吐き戻しや胃拡張などのトラブルを起こす危険性が高まるとされています。
まとめ
ここで紹介した犬用品は、あくまでも犬との生活で必要なほんの一部分のアイテムとなります。このほかにも、ハウスやキャリーケース、トイレなど生活空間に欠かせないものや、爪切りなどのケア用品、ゲートや滑り止め用マットなど安全対策用品、おもちゃやおやつなどコミュニケーションアイテムなどが必要。そのいずれも、家庭環境や犬のタイプに合わせて選ぶことが大切です。
あまりお金をかけて揃える必要のない犬用品としては、犬用クッションや専用のうんち袋などが挙げられることもあります。確かに、犬のハウス内に使用するのは人間用のクッションや使い古しの毛布でも問題ないでしょう。うんち袋も高い機能性やデザイン性を持たない普通のビニール袋でもいいと思います。
しかし、寝ている時間の多いシニア犬には床ずれしにくい介護用マットを用意したり、外出先でにおいの漏れにくいうんち袋を使ったりと、状況に合わせて使い分けが必要になることもあるでしょう。
犬用品選びで大切なのは、愛犬や飼い主さんに合わせて使いやすいもの、安全性の高いものを選ぶということです。人気や価格の高さだけで判断するのではなく、本当に必要な機能はどのようなものなのかということを、ライフステージに応じて選んでいくことをおすすめします。