「咬ませ犬」でボロボロだった犬と、保護で落ち込んだ犬が出会ったら…!

「咬ませ犬」でボロボロだった犬と、保護で落ち込んだ犬が出会ったら…!

2頭のピットブルは、それぞれに路上で保護されました。メスは「咬ませ犬」で心身に傷を負い、オスはつかまって(保護されて)しまって、落ち込んでいる様子でした。その2頭が出会うと、やさしさと喜びに満ちたダンスが始まります。

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傷はお互いに癒すことができる

ピットブルの女の子の「ケイデンス」と、男の子の「チャンス」は、保護団体HOPE FOR PAWS の保護活動で、それぞれ別の場所から、1日違いで保護されました。

ケイデンスは、闘犬の「咬ませ犬」として虐待されていたようで、心身共に傷ついています。顔などの傷は手当をしましたが、人にはなつくものの、まだ元気がありません。

一方のチャンスは、路上で保護されて以来、すっかり落ち込んでしまい、感情が表に出ません。そんな2頭が病院の1室で出会った時、何かが起こりました。

姿勢を低くしているチャンスの瞳が、輝いています。保護後、どんよりと首を垂れていたのですよ?

「おいでよ!」と遊びに誘っています。

手前のケイデンスの前足の、大きく縫った後が痛々しい。

初めは遊びに誘うチャンスを、ケイデンスはちょっと冷めた感じに見ていました。でもチャンスが発する楽しい嬉しいオーラに感化されたように、ケイデンスは次第に遊びモードに突入し、そして尻尾がブンブンブン!と激しく振れました。

へへへ~!こっちだよ~!チャンス、顔、顔!笑

じゃあ、こうしてやる!ガシ!

ケイデンス:「あれ?ちょっと興奮しちゃったかしらん?」

チャンス:ほらもっと、カモーン!

勢い余ってチャンスを跳び越えるケイデンス。

チャンスは常に、ケイデンスが安心できるよう、低い姿勢から誘います。ケイデンスはそれにつられ、チャンスを追いかけます。2頭の呼吸がぴったり合い、まるでダンスのよう。

その後

2頭はその後、それぞれ別の里親さんに引き取られました。できれば一緒に…と思いますが、仕方がない。それぞれ新しい家庭で、幸せに暮らしているでしょう。

下記の、2頭それぞれの保護の様子も合わせてご覧になると、この喜びのダンスの本当の意味を知ることができるでしょう。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

ケイデンスの保護の様子はこちら。2頭が出会った直後の、驚くべきチャンスの行動が見られます。これは涙が出そう…。

チャンスも保護犬です。落ち込む様子が物悲しい…。そして2頭の出会いは『レスキューにおびえ、落ち込んだ犬の心を救った意外な方法とは?』記事に詳しくあります。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

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