外飼いで2度も野犬に襲われた小型犬。緊急保護からの回復劇に涙

外飼いで2度も野犬に襲われた小型犬。緊急保護からの回復劇に涙

外飼いの犬が野良犬に2度も襲われ重傷を負いました。動物保護団体が飼い主から犬を引き取り、治療に専念すると、後遺症を残しながらも、犬は元気なって里親さんの元へ。でも1つ、課題がありました。

お気に入り登録

約束違反

通報・発見

屋外で飼われていた「ラッセル」は、ある夜、表で複数の野良犬に襲われ重傷を負いました。

飼い主が治療費を払えなかったため、2日間様子を見るうちに、傷口は化膿し始め、ラッセルの命が危ぶまれました。それを知った動物愛護団体PETAはラッセルの治療を肩代わりしたのです。

実は今回のことは初めてではありませんでした。以前にも一度、犬に襲われ、PETAが世話をしたことがあったのです。

その時に飼い主が承諾した条件は、ラッセルを室内飼いにすることでした。

今回、それが守られなかったことが発覚し、PETAは重傷のラッセルを飼い主から引き取りました。

傷を洗い出し、抗生物質や鎮痛剤を投与するといった治療が施されました。

立ち上がれるようになりましたが、右後足は使えていませんね。

よく見ると、傷口を縫い合わせた糸が痛々しいのです。腰に刺さっているのは、処置した後、内部にたまる体液などを出すためのドレーンです。

治療のかいあって、ラッセルは徐々に回復して行きました。人を追って、元気に動き回っています。

十分に回復した頃、ある夫婦がラッセルの里親として手を上げてくれました。

ラッセルは今日、初めてそのお宅を訪れます。知ってか知らずか(知らないでしょう、)車を降りたラッセルは元気よくお宅へ歩いて向かいます。

大きな段差の前で立ち止まり、「よいしょっ」とジャンプ。

こんなに回復したのですね。

人を見上げるラッセル。立っているのはおそらく新しいご家族です。その人をまっすぐに見つめているのです。

でも1つ、課題がありました。

その夫婦はすでに3匹の保護犬を飼っています。2度も犬に襲われたラッセルが、犬たちにどんな反応をするか、未知だったのです。

実際に彼らと対面すると…

尻尾、振っています!

その後

動画の最後に向かって、里親さん宅ではしゃぐラッセルの姿が映し出されます。

ケガをした方の足を持ち上げたり、両後足で一緒に地面を蹴って跳ねるような走り方をします。まだ痛みがあるのかもしれませんが、あれだけの傷だったので、後遺症なのかもしれません。

でも他の大型、小型の犬たちともすっかり打ち解けた様子。

動画にはありませんが、初日の対面の後、ラッセルは庭の柵にオシッコをしたそう。里親さん宅で初めての、テリトリー宣言でした!

室内で家族と安全に過ごし、外での遊びも十分にある、ラッセルにとって嬉しい生活の始まりです。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals) 

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。