犬は撫でられるのが好き!
中には撫でられるのが苦手な犬もいますが、犬は基本的に撫でられることを好みます。特に、大好きな飼い主さんに撫でられるのが大好きです。愛犬が前足で飼い主さんの手をカリカリしてきたり、ゴローンと仰向けになってお腹を見せてきたりして「撫でて♡」とアピールしてくることもあるのではないでしょうか。
愛犬を撫でるときは、どうせなら愛犬が喜ぶ撫で方をしてあげたいですよね。そこで今回は、犬が必ず喜ぶ『撫で方』をご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
犬が必ず喜ぶ『撫で方』①胸や背中から撫で始める
足先や尻尾の先など体の末端や口周りは、犬にとって敏感な場所です。犬は、このような場所にはあまり触れられたくありません。とはいえ、敏感な場所も少しずつ触られることに慣らしていって、どこを触られても大丈夫な犬にする必要があります。そうしなければ、日々のお手入れや健康チェックができません。
愛犬がどこを触られても大丈夫になったからといって、敏感な場所から撫で始めるのはNGです。敏感な場所にいきなり触れられると、びっくりしてしまいます。場合によっては、唸ったり噛んだりすることもあるので要注意です。
では、どこから撫で始めたらいいのでしょうか?それは、比較的触られることに抵抗が少ない胸や背中からです。愛犬やよその犬を撫でるときは、いきなり敏感な場所を撫でるのは避けて、胸や背中から撫で始めるようにしましょう。
犬が必ず喜ぶ『撫で方』②気持ちいい場所を中心に撫でる
犬によってそれぞれ撫でられて気持ちいい場所は異なりますが、一般的に
- 首周り
- 耳のつけ根
- 尻尾のつけ根
- 顎の下
- 眉間
などを撫でてあげると喜ぶと言われています。普段よく動かす部位や、自分ではなめたりかいたりしにくい場所を撫でられると気持ちがいいようです。
撫でられているときの愛犬の様子を注意深く観察してみると、うっとりした表情を見せる場所があると思います。その場所こそが、愛犬にとって気持ちいい場所です。愛犬のうっとりスポットを見つけて、そこを中心に撫でてあげると喜びますよ。
犬が必ず喜ぶ『撫で方』③毛並みに沿って優しく撫でる
毛並みに沿って優しく撫でる。これが、犬が喜ぶ撫で方の基本と言っていいでしょう。愛情を込めてこの撫で方をしてあげると、リラックスモード全開になって「スヤァ…」と寝落ちしてしまうことも。
ちなみに、毛並みに逆らって撫でると興奮しやすくなります。犬が遊びに乗ってこないときに、毛を逆立てるように撫でるとテンションが上がります。リラックスさせたいときは、毛並みに逆らって撫でてしまうと逆効果ですので注意を。
犬が必ず喜ぶ『撫で方』④優しく声をかけながら撫でる
飼い主さんの優しい声かけは、犬を安心させます。愛犬を優しく撫でながら、ぜひ「気持ちいいね~」「いい子だね~」などと優しく声をかけたり、名前を呼んだりしてあげてください。愛犬はとてもリラックスすることができて、うれしい気持ちになるでしょう。
まとめ
今回は、犬が必ず喜ぶ『撫で方』を4つご紹介しました。愛情を伝えるつもりでご紹介した撫で方をしてあげれば、愛犬はきっと喜ぶはずです。そしてますます飼い主さんのことを好きになって、絆も深まるでしょう。
愛犬を撫でることは、飼い主さんにもメリットがあります。愛犬を優しく撫でると飼い主さんの心拍数や血圧が安定して気持ちが落ち着き、リラックスできるそうです。
いつもならうれしそうに撫でられる愛犬が撫でられるのを嫌がる場合は、体のどこかに痛みがあるのかもしれません。食欲などの様子も観察して、動物病院で診てもらいましょう。また撫でているときにしこりやできものなどを発見した場合も、早めに受診を。