1.積極的になる
犬は自信に満ち溢れているときに行う仕草や態度があります。面白いことに私たち人間が自分に自信をもっているときに行う行動を犬もすることが多く、その1つとして『積極的になる』ことがよくあるといえるでしょう。
例えば自分から相手の人や犬に挨拶しにいく。恐怖や不安を感じやすいものと出会っても怯えにくくなる。自分の気持ちのままにおねだりや主張をする。といった行動を行うことが割とあります。
私たち人間も自信があると自分自身を信用して思い切って行動することがありますよね?おそらく犬も同じような気持ちで自信に満ち溢れていると積極的な行動をするようになるのでしょうね。
2.テリトリーを主張するために吠えやすくなる
自信をもっている犬は「僕は強いんだぞ~!」と自分の力を主張することが多く、縄張り意識が強い犬の場合は他の犬が自分のテリトリー内に入ってきたことが分かるとすぐに「ここは僕の縄張りだぞ~!」と威嚇目的で吠えることがあります。
自宅の窓から他の犬が見えたら愛犬がずっと吠える。いつもの散歩道で他の犬に出会ったら愛犬がまくしたてるように吠える。といったことに心当たりがあるのでしたら、愛犬がテリトリーを主張している可能性があるといえるでしょう。
ちなみに相手の犬を発見したとき「僕と遊ぼうよ!」と吠えることもあるのですが、犬が挨拶目的で吠える場合は何回か吠えた後に吠えるのをやめて相手の反応を見ることが多いように感じます。一方テリトリーを主張するときは相手の姿が見えなくなるまでひたすら吠える傾向にありますので、すぐにどちらの意味で吠えているのかが分かると思いますよ。
3.堂々とした振る舞いをする
自分自身に自信を持っている犬はほとんどの場合堂々とした振る舞いをする傾向にあり、
- 相手の犬に吠えられても動じない
- しっかりとした歩き方をしている
- 落ち着いている
- 堂々と相手を見る
といったような行動をすることが多いように感じます。自信に満ち溢れているときは心に余裕が生まれますので少しのことでは動じにくくなりますし、ある意味怖いもの知らずな気持ちになることが多いので堂々とした振る舞いをすることが多いといえます。これは私たち人間にも当てはまりますよね?
筋トレをしたり自分が成長したりして自信がつくと「何も怖くないぞー!」と強気になったりポジティブな気持ちになりやすいので堂々とした振る舞いをすることがよくある。という人はたくさんいるのではないでしょうか?
犬も同じように自信がもてると「僕ってスゴイ!」と感じやすく、一流芸能人のように堂々とした振舞いをすることがあるそうですよ。
4.しっぽを高く上げる
しっぽを見ればそのときの犬の感情を知ることができる。という話はとても有名ですよね。実はしっぽを見ることで犬が自信に満ち溢れているかどうかを知ることもできるそうですよ。なんでも犬が自分に自信をもっているときは『しっぽを高く上げる』ことが多いのだとか。
しっぽを高く上げているときは「僕がリーダーだ!」と周りに『優位性』や『自分の強さ』を主張しているそうで、これは犬の祖先となる狼がグループ行動をしていた頃からの名残りともいわれています。
また、犬は自分の存在を主張するために少しでも周りににおいを残そうとしっぽを高く上げてお尻を丸見えの状態にすることもあり、お尻を丸見えにすることで効率よくお尻から自分のにおいを周りに広めているそうです。このような行動はまさに自信がないとできませんよね。
5:マウント行動を行う
犬は自信に満ち溢れていると家族や他の犬に対してマウント行動を行うことがあります。相手の体に乗っかったり、相手の体をガシっ!と掴みながら腰を振って『僕の方が立場が上なんだぞ!』と自らの強さを主張することがあるのです。
もし愛犬が飼い主であるあなたにマウント行為を行ってくることが多いのでしたら放っておくとワガママな性格になってしまう可能性がありますので、なるべく止めさせることをおススメします。
まとめ
今回は犬が自信に満ち溢れている時にする仕草や態度を5つご紹介しました。犬が自信をもつのはとても良いことといえますが、一方で自信に満ち溢れていると自分の気持ちや強さを主張しようとしたりワガママな性格になったりしてしまう可能性が少なからずあります。
自信に溢れた愛犬をコントロールするためには信頼関係をキッチリ築くだけでなく毎日のしつけが大切といえそうですね。