犬肉食の是非だけではない。犬が健康に生きる権利が奪われた犬農場の環境

犬肉食の是非だけではない。犬が健康に生きる権利が奪われた犬農場の環境

犬肉を食べる社会はいまだに存在します。その是非の議論とは別に、生きている犬の心身の健康は保証されなければなりません。食肉用に劣悪な環境で生かされていた犬の救出と、その後の様子です。

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肉のためだけにただ生かされて

劣悪な犬農場の環境

これは「エミリー」です。韓国の犬肉市場におろされる他の多くの犬たちと同様に、食肉として売られるまで、食肉用犬農場の何もない狭いケージで、ただ生きながらえさせられていました。

犬の脳と身体能力の発達を考えると、この環境はあまりに残酷です。

後足で立ち上がり、訪問者に尻尾を振っているこの子も、奥のケージの子たちも皆、食肉用です。

金属の枠組みと金網、トタン屋根のケージが所せましと並び、その1区画ごとに1頭ずつ、大型の犬が入っています。

おそらく生まれてからずっと、こうして監禁されているのでしょう。

ケージの床は金網です。排泄物を下に落とすためかもしれません。

エミリーの足は炎症を起こしてはれ、全身、疥癬(かいせん)という皮膚病にかかって脱毛しています。

人が食べられる肉さえ手に入ればよいので、犬にとっての不快な環境や皮膚病など、かまわないのでしょう。

初めての外

詳しい説明はありませんが、動物愛護団体The Humane Society of the United States(ザ・ヒューメイン・ソサイエティ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ、全米人道協会)が、おそらく寄付金でエミリーを買い取ったのだと思われます。

この1頭だけでも、という思いでしょう…。

きっとエミリーは生まれて初めて、ケージの外を歩いたのかもしれません。

地面のにおいを嗅ぎながら、ゆっくり歩いています。

救われ、喜びを知る

命を救われたエミリーは、海を越えてアメリカにやってきました。

医療処置を受けて、毛並みもすっかりよくなっています。何よりも、表情が生き生きとしてます。

食肉として生かされているのではなく、エミリーとして生きているのです。

最後に

もう1頭の大型犬と一緒に、エミリーは庭で元気よく走り回ります。

多くの食肉用の犬の中から、たまたま、エミリーだけが救い出されました。

あの場にいた全ての犬たちが持っていた健康に生きる権利は、奪われました。

エミリーは、生きています。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 動画制作者:The Humane Society of the United States
 掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States

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