怖がりで愛らしい大型犬の女の子
通報・発見
雨降りのある日、大型のミックス犬を保護してほしいと連絡を受けた保護団体HOPE FOR PAWS が現場に向かいました。
近所の人によると、何日もこのバンの下に隠れているとのことです。
いました。大きいけれど、壁と車の間に小さくなっています。
どうしてよいかわからなくて、そっとのぞいている様子が、手に取るように伝わりませんか?
スタッフは食べ物を差し出しながら怖がらせないようにしゃがみますが、少し鼻先を触られると、犬は「ヒャヒャヒャウ!」というように、大きく鼻を鳴らして後ずさり、そして「ヒァアアア~~」と大きな叫び声を引っ張りました。
「(犬の攻撃に)気をつけて!」とリーダーが言いますが、この犬の叫び声は威嚇というより、とにかく怖がっているという雰囲気です。
犬の首にワイヤリードをかけようとすると、さらに悲鳴が大きくなり、奥へ後退していきました。
そうこうするうち、犬は2つの物置き小屋の隙間に入り込んでしまいました。
前後から保護スタッフ2名ではさみうちすると、犬はもう、この世の終わりのように鳴き叫びます。
「イヤなの~!来ないで~!!ヒィィンァァァ!」
尻尾はキリッと足の間に収納されていますよ。この時、犬に「レイン」と名前をつけました。
女性スタッフが何とか、ワイヤリードを首にひっかけることに成功しました。
犬はあきらめたのか、まだヒンヒン言いながらも少し引っ張られると一歩ずつ進み、ついに物置小屋の間から出てきました。
スタッフも「初めて聞いた」、尾を引く悲しみの叫びを上げています。
ゆるゆると素手で触ることができました!レインは黙って我慢しています。
けなげ…。
「おいで、おいで」と呼びかけながら、レインを用意したケージに誘導します。
レインはやっぱり不安で、ヒーン、ヒーンと鼻を鳴らしながら、誘導されて歩きます。
ケージの横には、おそらくこれまでもレインに食べ物や水を与え、今回通報してくれた女性が待っていました。レインはその女性の元へ、ヒーンと言いながら歩いて行くのです。
胸がキューンとする場面です!
レインはこの女性に頭を埋めるように座り込んでいましたが、彼女にうながされて、「ヒーン」と言いながらも、大人しくケージに入って行きました。
レインはヒーン、見ている方はキューン。
病院ではすっかり落ち着きを取り戻し、マッサージのようなシャンプーを楽しみました。
それから
レインはよい里親さんに巡り合うことができました。レイン改め、何という名前になったか、動画で探してみてくださいね。
家には高齢の大型犬がいて、とても気が合った様子です。
ヒーンと泣いていた元・レインが無邪気さを取り戻して幸せに暮らしている様子を、動画でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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