勝手におっさんキャラにして、ゴメン!
通報・発見
廃品集積場に居ついた「ワイリー」と呼ばれる犬の保護依頼を受けて、保護団体HOPE FOR PAWS が出動しました。
早速、アームチェアでくつろぐワイリーを見つけました。
「お、お客さんかい。いらっしゃい。」と、吹き出しのせりふをつけたくなるような風情です。
犬と人の攻防
食べ物を差し出すと、「へえ、くれるのかい。」と立ち上がります。
全くためらわず、大きな口を開けてパクッ。
「でもよ、タダより高いものはねぇって言うからね。くわばら、くわばら。さいなら!」
あれ、逃げちゃうの?
と思ったら、逃げずにまた食べ物をもらいに近づいてきました。
ワイリーが首を伸ばして口を開けた瞬間、リードを首にかけようとします。
ワイリーの首を引っ込める反射神経が一呼吸早かった。
「おいおい、何のまねだい?」という表情を浮かべるワイリー。
でもやっぱり、食べたいみたい。
食べ物をはさんで、しばらく犬と人の駆け引きが続きます。リードを首にかけるのに失敗するたび、ワイリーは怪訝な表情を浮かべます。面白いので是非動画を見てください!
結局、リード作戦はうまく行きませんでした。笑
ケージトラップに切り替えます。
ワイリーの面白い所は、怪しみながらも、全然逃げないんですね。
「今度は何だよ?」と、ふたの開いたケージトラップ(と、食べ物)を見つめています。
「おいおい、だますつもりかい?」
怪しいことは十分承知ですが、やっぱり食べ物の誘惑に負けちゃったワイリー。
ケージに入って食べたんですけど、ふたが締まる仕掛けの踏み板には体重をかけないという賢さ。ふたは落ちず、ワイリーはさっさと出てきてしまいます。
ワイリーが一枚うわてでした。
そろそろおなか一杯になったら、食べ物に反応しなくなってしまいます。
ケージトラップのふたに長いロープをつけて、手動でふたを閉めることにしました。
これがうまく行った!
食べ物を取りに再びケージに入ったところで、ふたをパタンとおろしました。ワイリーはオロオロしますが、パニックは起こしません。
「おいおい、どうしようってんだい?」
ケア
病院に到着すると、ワイリーはさすがに、おっかなびっくり。
マッサージして安心してもらい、それからシャワーです。上を向いて耐えるけなげなワイリー。
それから
ワイリーは里親さんに引き取られたようです。
よかった!
ワイリーの反応がそこはかとなくおもしろかわいい。必見動画です!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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