栄養失調、感染症がまん延
発見
5年もの間、「ミリー」と「キアラ」は崩壊した多頭飼いの環境で、虐待とネグレクトを受けてきました。犬の5年は人の30年にも40年にもあたることを考えれば、気が遠くなる時間です。
進行した栄養失調に加え、ノミやダニ、寄生虫の問題を抱えていました。
この2匹の他にも、同じような状態の犬たちが複数いました。
これがミリーです。前足のケガが感染症を引き起こして痛むため、常にその足を持ち上げているようです。
見た目が強烈なので、ぼかしています。
キアラは脊椎の問題を抱え、そのために動きが制限されていました。それにやせ細っているのがよくわかります。
保護
保護団体The Humane Society International のコスタリカ支部が介入し、彼らを救出しました。
こちらは、キアラ。
そしてミリー。
この2匹だけでなく、他の犬たちも全員、救出されました。よかった!
生まれて初めて、治療を受けました。
その後
2匹はある家庭に引き取られ、新たな一歩を踏み出しました。健康状態は日増しに良くなっていったそうです。
里親さんが最後にこう言います。
「(引き取った犬たちは)私たちが与える以上のものを、私たちに与えてくれます。」
元気になった2匹を、動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society International
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States