犬が死んだ後に必ずやりたい6つのこと

犬が死んだ後に必ずやりたい6つのこと

長い時間一緒に過ごしてきた大切な愛犬の死は、想像以上につらく、悲しいものです。しかし、切ないことに、愛犬が亡くなった後は、火葬や埋葬に向け、意外にも忙しくなります。今回は犬が死んだ後、心穏やかに送り出すために必ずやりたいことを紹介していきます。

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犬が死んだ後に必ずやりたいこと

ペットの骨壺と首輪

愛犬が亡くなったとき、想像以上につらく悲しい感情が飼い主を襲います。中には、あまりにも悲しすぎて実感が湧かず、ボーッと立ち尽くすだけ…という飼い主も多いです。しかし、愛犬が亡くなった後は、悲しみに暮れている暇が意外とないことをご存じでしょうか。

ここでは、愛犬を正しく、心を穏やかに天国へと旅立たせてあげるためにも、犬が死んだ後に必ず飼い主がやりたいこと、やるべきことを紹介していきます。実際に、愛犬を見送った飼い主さんたちの経験を元に紹介しているので、今、犬を飼っているすべての飼い主さんは、いざその瞬間が訪れたときのためにも知っておきましょう。

1.手足を優しく折り曲げてあげる

愛犬が亡くなった直後は、あまりの悲しさに何も考えられないという飼い主さんが多いでしょう。しかし、これだけは覚えておいてください。犬の死後硬直が始まるのは、犬が亡くなってから平均して約2時間後です。

埋葬する場合であっても、火葬する場合であっても、愛犬が体を丸めた状態で見送ってあげることになりますので、死後硬直が始まる前に、優しく愛犬の手足を丸めてあげてください。また、舌が出ている場合はこちらも口の中にしまってあげましょう。

2.バスタオルを敷いた棺桶などに移してあげる

亡くなった後、全身の力が抜け、体の機能が失われていくため、体液が鼻の穴や口、おしりの穴など、様々な場所から流れ出てくることが多いです。悲しい現実ではありますが、受け止めなければいけません。

床が汚れてしまわないよう、そして亡くなっているとはいえ、愛犬が体を傷めないよう、シーツやバスタオルなどで包んであげたり、棺桶が用意されている場合は、棺桶の中に敷き、その上にそっと寝かせてあげたりしましょう。

3.見た目を綺麗に整えてあげる

また、できるだけ旅立ちの際は綺麗な見た目で見送ってあげるためにも、ブラッシングをしてあげたり、目元を閉じてあげたりと、見た目を綺麗に整えてあげることも忘れずに。

愛犬もできるだけ綺麗な形で飼い主とお別れしたいでしょうし、飼い主としても、できるだけ綺麗で安らかな愛犬を目に焼き付けておきたいですよね。見た目を整えてあげながら、愛犬との思い出を思い返してみたり、残り僅かな時間の中で、スキンシップをとってあげたりと、最期のときまで愛情を注いであげてください。

4.保冷剤やドライアイスで腐敗を遅らせてあげる

現実問題として、そのままの状態で寝かせていると、愛犬の遺体の腐敗が進行してしまう恐れがあります。火葬や埋葬までは、できるだけ綺麗な状態を保ってあげたいですよね。

見た目を整えてあげるときに、ドライアイスや保冷剤を愛犬が入っている棺桶やダンボールの中に入れてあげて、できるだけ腐敗を遅らせてあげましょう。事前に愛犬の余命が短いことが判明している場合は、前もって必要な物は用意しておくと、少しでも心穏やかに最期のときを過ごすことができるでしょう。

5.愛犬の好きだった物を用意

愛犬の火葬や埋葬までは、棺桶の前に、愛犬の好きだったおやつやおもちゃなどを置いて供養してあげましょう。生きていれば、きっとこれらの物を見て、愛犬が喜んでいるはずです。亡くなった後も、最期の別れのときまで、今まで通り愛情を注いであげましょう。

6.火葬までの時間を家族全員で過ごす

愛犬の姿を拝める時間は残り僅かです。できるだけ家族全員で愛犬との時間を過ごしてあげてください。そのときに、ぜひ愛犬との思い出話をし、愛犬が亡くなったことをみんなで共有し、悲しみを分かち合えると良いですね。

また、愛犬に触れられる時間も残り僅かです。最期のときまで、できる範囲で優しくマッサージをしてあげたり、撫でてあげたりと、愛犬の存在を体に覚えておきましょう。

埋葬後は思い出にたっぷり浸る時間を

虹がかかった青空に浮かぶ犬の形をした雲

いかがでしたでしょうか。愛犬が亡くなると、悲しみに暮れる人が大半です。なかなか次の行動を考えられないという人も多いでしょう。いざという時に何をすれば良いのかわからないとならないよう、事前に把握しておくことで、少しは落ち着いて行動ができるはずです。

また、最期のときを愛犬とどのように過ごしたいのかを事前にシミュレーションしておくことで、少しでも後悔の念を軽減することができ、ペットロスとなるリスクを回避できます。

「愛犬の死は考えたくない」という気持ちはよくわかりますが、いつかは訪れてしまう最期のとき。焦ったり、慌てたりしないよう、またきちんと送り出してあげるためにも、ここまでが飼い主の責務ではないでしょうか。

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