譲った子犬が虐待されていた…放置され首輪が食い込んだ犬の救出

譲った子犬が虐待されていた…放置され首輪が食い込んだ犬の救出

トレーラーハウスに住む知人に子犬を譲ったところ、その子犬は新しい飼い主に虐待を受けていました。動物愛護団体がよく見かけるという、首に深い傷を負った状態でした。

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首が絞めつけられた犬はたくさんいる

夜間の通報

譲った子犬が虐待されていると通報を受けて、米国の動物愛護団体PETAがある寒い晩に現場に急行しました。

保護

「ジャスティス」は凍えていました。

飼い主がジャスティスを引き渡したので、PETAはすぐに救急病院へ連れて行きます。

成長にあわせて首輪をゆるめたり、大きいものに交換していなかったため、小さな首輪が首をきつく締め上げ、皮膚を破って化膿していました。

動画で少しだけ首の傷が映し出されますが、ここでは治ってきている状態をお見せします。

きれいになってきています。

回復

首の状態は順調に経過し、ジャスティスは心身ともにどんどん元気になって行きました。

子犬の頃のジャスティスです。この緑色の首輪に徐々に首を絞められていったのです。

外飼いの犬はネグレクトが多く、PETAは、首輪が皮膚に食い込んだ状態の犬を多く救出するといいます。

出会い

そしてジャスティスに里親さんが決まりました!

初対面の瞬間から、ジャスティスはまるで、このカップルと一緒に暮らすのだとわかっていたように、まっすぐに2人の元へ行き、こんなふうに男性にあいさつしたのです。

勢い余って跳びついてペロペロ攻撃をしかけたので男性は顔をちょっとそむけていますが、男性を見つめるジャスティスの瞳がとてもやさしそう。

その後

ジャスティスのネグレクトや首輪による大ケガなどの背景を知った男性は、「また犬を引き取ることがあったら、同じような境遇にあった犬をもらい受けようと思います。」と、頼もしい発言です。

もし個人的に犬の譲渡をする場合、相手をよく見極めることが大切ですね。

そして日本でもまだ、暑さ寒さの対策もなく外で鎖につなぎっ放し、散歩にもほとんど連れ出されないような犬がたくさんいます。

昔はそれでよい、という風潮でした。しかし現在の基準では、それは虐待なのだと認識しましょう。

健康な犬を外に連れ出さない、また他の人や犬から隔離するのも、社会的動物である犬への虐待です。

そんなことも少し考えながら、人懐こいジャスティスの動画を見ていただければ幸いです。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals) 

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