すぐなつく犬もいれば、警戒心の強い犬もいる
ある日の保護活動
ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWS はある日、3匹の犬の保護に向かって、結局5匹を保護することになりました。
1匹目
まずは予定していた「チューリップ」の保護です。
親切なトラックの運転手さんたちが、チューリップに食べ物を与えて、人に対する恐怖心を減らしてくれていました。
この人が、そのうちの1人。彼に対しては、怖がりのチューリップもこの通り心を開きます。
このまま抱き上げて、車の中のケージに入れました。
2匹目、3匹目
続いて一緒に行動する2匹を発見。
日陰にいる黒い犬が「クリスタル」、手前の茶色が「コウリ―」です。
2匹とも食べ物に素直に反応して、ちょうだい、ちょうだい、とついてきます。簡単に抱き上げることができました。
4匹目、5匹目
フォンタナという、路上暮らしの犬が多い地域だそうです。3匹を車に乗せて移動中、さらに2匹の犬を見つけて保護しました。
顔が見切れてごめんなさい。後ろの小さいのが「モンティ」、手前の顔が見えない白黒が、「ブレア」です。
ブレアは人と触れ合うのも、食べ物のオファーも喜んで受け入れて、すぐにつかまえることができました。
それに比べてモンティは、近づいては去り、戻っては逃げ。持久戦になりました。プラスチックフェンスで囲い込む作戦も失敗します。
今度はすっかりなついてリラックスしてくれたブレアをケージトラップに入れて、モンティを中へ誘導しますが、寄ってくるのに入らない。
この時のモンティの心理はどんなものなのでしょう。友達はすっかり、敵のわなにはまってしまった!と焦っているのでしょうか?
結局、モンティが食べ物を求めて近寄ったところを、グワシッと手づかみしました。
モンティは、腕に抱かれてしまったら、緊張が解けたようです。
ケア
さて結局、全部で何匹を保護したでしょう?病院でみんな、からだを洗いました。改めまして、これがブレアです。
コウリ―はあごに問題が見つかり、翌日、緊急に手術をしました。手術後、コウリ―は目に見えて気分がよさそうになったそうです。
エリザベスカラーをつけて、病院スタッフにあいさつして回るコウリ―です。
その後
モンティ、クリスタル、コウリ―の3匹が一緒に、そしてチューリップ、ブレアがそれぞれ、施設と個人宅で一時預かりが決まりました。
今回保護した5匹の中には、捨てられたことがはっきりわかっている犬たちもいます。安易に買ったり譲り受けたりして後で捨てるのは、もってのほか。犬を飼うことは命を預かることと心に留めて、責任を持ちたいですね。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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