犬の殺処分を減らすために
1.犬の保護活動を寄付で支援する
犬の殺処分を減らすために活動されている、たくさんの保護団体があります。しかし、ほとんどの保護団体では、犬のお世話をするための人手が足りていません。もっと大変なのは、犬のお世話をするために必要な資金を確保することです。
犬のお世話をする人々は、ボランティアとして募ることも可能なのですが、資金ばかりは簡単に確保することができるものではありません。もし、犬の殺処分を減らすために何かしたい、でも、直接的にお手伝いをすることはできない、と考えていらっしゃる方がいれば、犬の保護活動を寄付で支援するという方法があります。
寄付は、現金でなければならないわけではありません。ドッグフードでも良いです。トイレシーツでも良いです。新聞紙を求めている保護団体もあります。タオルやブランケットなど、引き出しの奥に眠っているものはありませんか?現金の寄付だけではなく、物資を寄付するという方法もあります。
2.犬を一時的に預かる
保護団体だけではお世話をすることができなくなってしまうほど、保護している犬の数が増えてしまうことがあります。保護を断ると、殺処分されてしまう可能性があると考え、保護せずにはいられなかったのかもしれません。
ここでも、犬を一時的に預かる、というボランティアをすることで、犬の殺処分を減らすため支援を行うことができます。一時的に預かるボランティアであるとは言え、犬を飼うということに変わりはありません。ケガや病気をすれば、病院へ連れて行かなければなりませんし、その費用を負担しなければならないこともあります。
犬のお世話にかかる必要は、全てを保護団体が負担することもあれば、保護団体とボランティアの方が負担することもあれば、ボランティアの方が全てを負担しなければならないこともあります。保護団体によって異なりますので、十分に注意して引き受けなければなりません。
3.シェルターで犬のお世話をする
自宅で預かることはできないけれど、犬のお世話をするために、シェルターに通うことはできる、という方にできる支援方法です。保護団体が設けているシェルターで、食事のお世話をしたり、ケージやトイレの掃除をしたり、お散歩へ連れて行くなど、犬のお世話をするボランティアです。
犬が大好きで、犬と暮らしたいけれど、犬と暮らす環境にない、という人から多く支援されています。犬のお世話をするのは初めて、という方には難しいことがあるかもしれません。保護団体によっては、お断りされてしまうこともあります。
犬のお世話をできる状態にあるかどうか、犬の安全を守るために、しっかり判断しなければならないからです。お散歩のとき、引っ張り癖のある犬もいます。もし、体力がなく、リードを手放してしまったら。犬が思い通りに歩いてくれず、感情的に怒ってしまう人だったら。いろんな視点から見極め、判断しています。
4.ポイントを寄付する
お買い物でたまったポイントを犬の保護活動を行う団体に寄付することができます。1ポイントから寄付することができる支援もあります。「犬 殺処分 ポイント 寄付 インターネット募金」などのキーワードで検索してみてください。
まとめ
犬の殺処分を減らすため簡単な支援方法について、
- 犬の保護活動を寄付で支援する
- 犬を一時的に預かる
- シェルターで犬のお世話をする
- ポイントを寄付する
この4つの方法をご紹介しました。何か少しだけでも支援したいと考えていらっしゃる方。積極的な支援がしたいと考えている方。どんなに小さな支援でも構いません。より多くの方に参加していただけることで、大切な命を守ることができます。