酷いネグレクト環境から救われた犬たち
発見
RSPCA (英国王立動物虐待防止協会) サウスオーストラリアのインスペクターは、ネグレクト環境に置かれた犬たちを発見しました。
犬たちが居たバックヤードはまるでゴミ屋敷のようです。
彼らの最優先事項は、犬たちをこの劣悪な環境から早く救出し保護することでした。
痩せ細った母犬
これは、その中でも特にガリガリに痩せほそった母犬「デイジー」。
4匹の子犬に授乳しなければならないデイジーは、文字通り「身を削って」子育てをしていたのでしょう、骨と皮になっていました。
そして他にも6匹の成犬がネグレクト環境に置かれていました。
デイジーの回復に向けて
無事に保護された11匹の犬たち。デイジーにとっては身体的な回復に向けての始まりです。
自身の体を呈して子育てしていたデイジーの体重は、理想的とされる体重の半分以下でした。
RSPCAのスタッフの手厚いケアと努力の結果、デイジーは健康を取り戻していきました。
活気のある顔つきになりましたね。
永遠のおうち
デイジーには、すぐに永遠のお家が見つかりました!
愛情を持って育てられないのになぜ動物を飼おうと思うのか理解に苦しみますが、その一方で、一生懸命かけがえのない命を救おうとする人たちがいることにこちらも救われる思いです。
今では、本来デイジーが受けるべき愛情をいっぱい受けて、新しい家族と幸せに暮らしていて本当によかったですね。
新しい「家族写真」に収まる、とても元気で幸せそうなデイジーの姿をぜひ動画でご確認ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PSPCA South Australia
RSPCA South Australia
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