ネグレクトからの救出
世話
周りに木陰もない開けた場所にポツンと小さく簡素な犬小屋が建ち、小型犬「ジギー」はその前に置かれた重いコンクリートブロックにつながれっ放しでした。
食べ物、水もきちんと与えられていなかったらしく、動物愛護団体PETAのスタッフが通っては面倒を見ていました。
人との接触はそれ以外にほとんどなかったようで、ジギーはコミュニケーションを渇望していました。
引き渡し
ネグレクトを続けるジギーの所有者に根気よく説得を続けた結果、やっとPETAに引き渡すことに同意しました。
犬に情を感じていなくても、所有権を渡すことをプライドが許さないケースが多いのかもしれません。
ジギーはPETAの施設にやってきました。
新しい家庭
それから、ジギーに里親さんが見つかりましたよ!
初日、最初はとても引っ込み思案でしたが、しばらくすると、「あれ、ここは僕の新しいうちかな?」と認識したようだと、里親さんは言います。
「もうちょっと、はしゃいでもいいのかな?」
もちろん、ジギー、弾けて、楽しんでいいんだよ!
この人たちは君の家族、ここは君のうち。
ヒャッホー!
先住猫さんとも仲良くなり…
すっかり家族の一員になりました。
その後
ジギーは毎朝、家の人と散歩をします。ボーダーコリーの「ソニック」は良い犬友で遊び仲間。
里親さん:「施設には里親さんを待っている犬たちが、どこにもたくさんいるんです。ミックス犬も純血種も、きっと子犬もいますよ。ピンと来る子にきっと会えると思います。」
ネグレクトの中で苦しんだジギーは、やっと今、生き生きと、生きています。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)