ネグレクト?頭を持ち上げることさえできなかった犬の回復への道のり

ネグレクト?頭を持ち上げることさえできなかった犬の回復への道のり

芝生に寝そべったまま、全く動けない状態のやせ細った犬。足には丸い穴が複数あり、かなり悪い状態に見えました。保護した犬の、長い回復への道のりです。

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横倒しのまま水を飲む犬

通報・発見

衰弱した犬は全く動くことができず、芝生に寝そべったまま水を飲んでいます。通報をうけた保護団体Stray Rescue of St. Louis がこの犬「ライリー」を保護しました。

ライリーがこんな状態におちいった原因については不明です。ただ、主に足にケガをして、栄養状態が極端に悪く、やせ衰えていることがわかります。

保護

車でも、布団の上に寝かされたまま動くことができません。

ケア

診察台に寝かせ、検査を始めます。やせ細り、足に数々の丸いケガがあるのがわかります。

丸い穴のようなケガが複数あるのがわかります。これは、故意につけたもの?それとも皮膚病?専門の方でおわかりでしたら、コメントで教えていただけたら嬉しいです。

そんな体の状態とは対照的に、ライリーの瞳は、人をまっすぐに見つめてくれます。

足のケガに薬を塗布しました。

やせ細り、頭が不釣り合いに大きく見えます。

注射器で与える経口薬を素直に飲んでくれました。一生懸命に飲み込む姿が愛おしい。

動けないライリーをワゴンに乗せて、外の空気を吸わせます。

そうか、例えば「療養中の保護犬を週3回、30分外に連れ出す」といったことも、私たちがボランティアでできることの1つかもしれませんね。

きょろきょろとまわりを見る表情がかわいらしい。

足には包帯が巻かれています。頑張れ、ライリー!

ついにワゴンを降りて、包帯の足で体を支えることができました。

じっと立ったまま、あくびをひとつ。

そしてついに、歩いています!まだ足をかばいながら、ヒョコ、ヒョコ、とゆっくりですが、確実に回復軌道に乗っています。体格もよくなったでしょう?

ライリーも歩けることが嬉しそうです。

その後

治療と愛情のおかげで、ライリーは最初の状態から目覚ましく回復してゆきました。おそらく何ヵ月という時間がかかったことでしょう。

弱々しくも尻尾を振ってくれた瞬間、ワゴンの横でじっと立っている瞬間、おぼつかなく歩く瞬間、そして…。色んな瞬間を動画で目撃してください。

ライリーに里親さんが見つかったことを切に願います。

※こちらの記事は動画配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Stray Rescue of St. Louis

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