1.愉快で天然なシベリアンハスキー
顔立ちがオオカミによく似ていることから、ちょっと怖い印象を持たれることも多いシベリアンハスキー。ブラウンの瞳を持つハスキーは少し優しい印象を与えるものの、ブルーの瞳を持つハスキーは、神秘的で近づきがたい、そんな印象を与えることもあります。みなさんも同じようなイメージをお持ちでしょうか。
実は、ハスキーは、とっても愉快でお茶目な一面を持つ犬種です。見た目のちょっと怖い印象とは全く違うんです。
帰りたくないと駄々をこねる
SNSで話題になることも多い、お散歩から帰りたくなくて地面に寝転がり、“帰りたくない!”と鳴きながら駄々をこねるハスキー。強面な顔からは想像できない姿です。
赤ちゃんにおもちゃを奪われちゃう
一緒に暮らす幼い兄弟におもちゃを奪われ、あからさまに悲しい表情をするハスキー。あの強面な顔なら、キッと睨みつけるだけで奪い返すことができそうなのに、決してそんなことはしません。“ぼくのおもちゃなのにー!”と、鳴きながら飼い主さんに訴えるハスキーもいます。
2.実はビビリなグレートデン
ただ立っているだけでも存在感の大きいグレートデン。目が合うだけで、一歩、引き下がってしまうような、近づき難さもあります。じゃれて飛びかかられただけで、吹っ飛んでしまいそうですよね。でも、実際には、小心者でビビリなグレートデンが多いようです。
ハムスターに怯える
一緒に暮らすハムスターから追われ、逃げ回るグレートデン。そんな姿を想像することができるでしょうか。大きなベッドでハムスターが寛いでいると、自分は冷たいフローリングで寛ぎ、譲ってあげるほどです。
優しい巨人の愛称を持つ
グレートデンには、優しい巨人という愛称があります。優しすぎる性格やビビリで小心者な性格であることから、そう呼ばれるようになりました。お散歩中、道の真ん中に居座るカエルを見つけ、その場を通ることができなかったそうです。踏みつぶしてしまってはいけない、そう感じたのかもしれません。
3.世界の危険な犬にも選ばれるロットワイラー
みなさんは、ロットワイラーという犬種をご存知でしょうか。犬による死亡事故の2割はロットワイラーによるものだ、なんて言われることがあります。危険なイメージしかない、という方もいらっしゃるかもしれません。
かたいおやつが食べられなくて甘えん坊になる
ロットワイラーの顎の強さは、犬の中でも1位2位を争うほど強い!人間の2.1倍の噛む力を持っているとされています。しかし、こんな可愛らしい姿を見せることがあります。かたいガムのおやつを食べることができず、飼い主さんに甘える姿です。
まるで、“これ噛めないよ?柔らかくして?”と言っているかのようです。母犬であれば、ガムを噛んでやわらかくしてから与えるのかもしれません。きっと、飼い主さんを母犬のように慕い、甘えている姿なのだと思います。
4.雷に怯えるブルドッグ
いつもムスッと不機嫌そうな表情をしているブルドッグ。顔のシワが理由なのですが、強面だと恐れられてしまうこともあるようです。中型犬で体重は25kgほどありますが、肩幅が広いことや筋肉質であることから、強面なことにプラスして、さらに強そうなイメージがあります。闘犬であった過去もあるようです。
抱っこしてくれなきゃ鳴いちゃう…
強面で頑丈なムキムキの身体を持つブルドッグですが、見た目とは違い、とっても怖がりな一面があります。雷が鳴ると、飼い主さんが抱っこしてくれるまで、ずっと鳴いちゃうんだそうです。抱っこされた後も身体をブルブル震わせ、ごはんもおやつも食べられなくなってしまうほど、怖がりなんです。
まとめ
一般的なイメージと違う犬種について、
- シベリアンハスキー
- グレートデン
- ロットワイラー
- ブルドッグ
この4犬種を集めてみました。この犬種が、実は穏やかで優しく、ちょっと怖がりで甘えん坊な一面を持つことは、飼い主さんならご存知ですよね。もともとの性格には狂暴な一面があるかもしれませんが、飼い主さんや家族の愛情によって、あたたかい性格の犬へと成長したのだと思います。
みなさんが持つ危険なイメージや狂暴なイメージは、実は、ただの先入観に過ぎないかもしれません。実際に接してみると「なんて優しい子なの~♡」と、驚くことも多いです。