トリマーやシッターの年収はいくら?犬関連の仕事の給料について

トリマーやシッターの年収はいくら?犬関連の仕事の給料について

犬を飼っていると、犬に関わるさまざまなお仕事の方にお世話になる機会が増えますよね。ふと、犬に関わるお仕事って、犬が好きな人からすると魅力的…なんて思うこともあるかもしれません。では、犬関連のお仕事に就く方々は、どのくらいの給料をもらっているのでしょうか。

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犬関連のお仕事は大変!給料は…?

病院で看護師に抱かれる犬

今回は犬関連のお仕事の給料について、知っていきたいと思います。皆さんは、犬関連のお仕事と聞いて思い浮かべる職業は何でしょうか。まず、ペットショップ店員やトリマー、獣医師などを思い浮かべる人が多いかもしれませんね。

特に獣医師さんやトリマーさんは、犬を飼っている人であれば日頃お世話になる職業の方々なので、どのようなお仕事なのか、想像しやすいでしょう。他にも犬のしつけをしてくれる訓練士や、飼い主の代わりに犬のお世話をしてくれるペットシッターなど、犬に関連する職業は意外にも多いです。

しかし、どの職業にも言えることは、「犬に関わる職業は大変」ということ。もちろん、犬にかかわらず、すべての職業に大変な要素は付きものです。しかし、犬に関わるというだけで、まずある程度の体力は必要となってきます。

さらに、専門的な知識を要する職業も多いため、資格を取得しなければいけなかったり、お休みがなかなか取れなかったりするなど、大変な要素を多く持つ仕事でもあります。

ですが、やはり犬が好きな人が就く職業。大変ではありますが、やりがいを感じられるという点は最大の魅力です。そんな犬に関連する職業ですが、給料の傾向は日本の平均年収約470万に比べ、やや低めの給料である傾向が強いです。しかし、年数や独立後などに一気に年収が上がるというケースもあるため、平均年収よりもやや低め~平均的と考えるべきでしょう。

犬関連の仕事の平均年収は?

見つめ合う女性獣医師と犬

さて、大変だけれどもやりがいを感じられる犬関連のお仕事。探してみると意外と多くの職業で成り立っていることがわかります。私たちが日頃お世話になっている人たちの平均年収は、いったいどのくらいなのでしょうか。

獣医師

笑顔の二人の獣医師と犬

私たちが日頃お世話になっている犬の体を知り尽くしたスペシャリスト『獣医師』。愛犬の健康を相談する際には、頼もしい存在ですよね!

獣医師の平均年収は約590万円と言われています。日本の平均年収と比べると高めの傾向にありますね。しかし、これはあくまで獣医師全体の平均年収です。つまり、独立した獣医師から新人までを含めた平均年収となります。

もう少し細かく見ていくと、独立せずに動物病院で勤務している獣医師の場合、平均年収が300万~350万とやや低めの傾向にあります。そのため、獣医師の場合は独立するか否かによって、大きく年収が変わってくるということになります。

トリマー

トリマーにトリミングされている犬

私たちの愛犬の毛を綺麗にカットしてくれるトリマーさん。トイプードルなどはそれぞれヘアスタイルもあり、その手腕には驚かされるばかりです。また、健康状態なども診てくれるトリマーさんも多く、飼い主としては頼りになりますよね。

トリマーの平均年収は300万~400万と、日本全体の平均年収と比べるとやや低めの傾向にあります。これはすでにあるペットサロンに勤務している人の平均年収ですが、指名制度のあるサロンの場合は、その指名数などによっても給料が変動してきます。

個人経営でトリマーを行っている人も多いですが、やはり同等、あるいはやや低めの傾向にあるということなので、様々な技術を持ち、素敵なカットをしてくれるトリマーさんの給料は、全体的に低い傾向にあることがわかります。

訓練士

犬のトレーニング中の訓練士

愛犬のしつけをしてくれる訓練士さん。トレーナーとも呼ばれ、最近ではペットショップなどに犬学校として併設されることも多くなりました。しつけに困っている飼い主さんにとって、とても嬉しい場所ですよね。

訓練士には様々な種類がありますが、大きく分けて2種類あります。1つはしつけ教室や犬の幼稚園と呼ばれる一般的なしつけ教室で働くトレーナーさん。もう1つは警察で働く警察犬訓練士さんです。

前者の場合、平均的な年収は約200万~300万と低めの傾向にあります。これだけを見ると「低い」と感じてしまいますが、トレーナーさんの中には独立する方も多く、独立後は一気に年収が上がるというケースも多いようです。

後者である警察犬の訓練士さんは、特殊なお仕事と言えます。警察犬候補生に選ばれた特別な犬を相手に、足跡追求や嗅覚を使った探知、犯人に立ち向かう術などを訓練していかなければいけません。

また、警察犬訓練士の場合、訓練だけでなく、パートナーとなる警察犬のお世話も含まれます。基本的に警察犬は犬舎で暮らしているため、自分のパートナーの犬舎を掃除したり、ごはんを与えたりとお世話をすることが多いようです。

警察犬訓練士は自分の家を借りて住むのではなく、住み込みで働く場合がほとんどです。そのため、給料は初任給で4万~5万程度と一見低すぎる!と感じてしまいますが、住居費や食費などの生活費が天引きされていると考えれば、そこまで低い給料ではないのかもしれません。

ペットシッター

ペットシッターも働き方が多様化しているため、一様には言い切れませんが、一般的にペットショップやペットサロンで勤務しているペットシッターの平均年収は約200万~300万円と低めです。

資格などを取得していない場合は、200万円台前半、ペットシッターの資格や、+αとしてドッグトレーナーの資格やペット介護士の資格を持っていれば、約300万と年収を上げることも可能のようです。

ペットショップ店員

犬に関連するお仕事を尋ねると、必ず挙がるペットショップ店員は、勤務している企業によって平均年収が大きく異なることがあります。平均年収が約200万~400万円なので、やはりこちらも日本の平均年収と比べるとやや低めです。

しかし、昇格したり、ペットサロンが併設されている店舗の場合は、トリマーの資格を有したりしていることで、その分給料が上がったりと、こちらも条件次第では給料が平均よりも上回ることもあります。

まとめ

女性の獣医師に寄り添う犬

今回ご紹介した犬関連のお仕事の給料は、あくまで全体の平均年収を元にしています。そのため、勤務先や勤務年数、資格の有無などによって、個人個人の年収が大きく異なることがあります。しかし、やはりペット業界は平均年収が低い傾向にあるため、給料だけを見るのではなく、本当に動物が好きな方に向いている職業と言えるでしょう。

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