犬は感受性が豊か
犬は人の感情を読み取る能力がとても高いといわれていて、さらに人間の表情を判別して、どんな心理状態なのかを知ることができるといわれています。
飼い主さんが楽しそうにしていれば犬も楽しい気持ちになり、悲しそうにしていれば犬も落ち込んで飼い主さんを慰めようと行動します。昔から人間のパートナーとして過ごしてきた犬は、人間社会で一緒に生活する上で、とてもすぐれたコミュニケーション能力を持っているといえますね。
犬は人の心を癒すことができる
犬と接して一緒に過ごすことで、人の心が癒されて立ち直れたという例は数多く存在し、そういった経験のある飼い主さんも多くいると思います。落ち込んだ気持ちが前向きになったり、心の傷が癒されたりと、犬と触れ合うことで今までどうしようもなかった心の問題が改善したという事例は確かに存在します。
実際にセラピードッグと呼ばれる、人の心を癒すことを目的とした仕事をしている犬もいて、様々な施設に行って多くの人と触れ合い、心のケアを行っています。言葉が話せない分、犬は人の心に深く入り込み、癒しを与えることができるんですね。
愛犬のおかげで立ち直れたこと
1.失恋の痛みから立ち直れた
失恋は誰しもが経験のあることだと思います。好きだった人と別れてしまったり振られてしまったりしたときは、心にぽっかり穴が開いて喪失感から、自分の存在が否定されたように感じてしまいますよね。
そんなとき愛犬はそっと寄り添って慰めてくれます。愛犬にとっては飼い主さんが1番で、最も大切な存在なのです。そういった存在は、失恋して自己肯定力が下がってしまったときにはとても大切で、犬のおかげで失恋から早く立ち直ることができます。
2.ペットロスから立ち直れた
大切な愛犬がこの世を去ってしまったとき、あまりの悲しみから立ち直ることができずにペットロスに陥ってしまう飼い主さんも多くいますよね。愛犬を失ってしまった直後は、次の犬を飼うことなんて考えることができないと思います。ですが、新しい犬を迎えることでペットロスを克服することができたという飼い主さんも多くいます。
ペットロスに陥ってしまうと、愛犬のためにもっとこんなことができたんじゃないか、あのときこうしていればよかったんじゃないかと、後悔ばかりしてしまったり、前向きな気持ちになれない状態になったりしてしまいます。
そんなときに新しく迎えた犬の存在は、心の癒しとなってくれるはずです。亡くなってしまった愛犬との楽しかった日々を思い出したり、未来に向けてだんだんと前向きな気持ちになったりして、ペットロスの克服を手伝ってくれるでしょう。
3.心の病気から立ち直った
心の病気は難しいもので、克服するのはとても難しいといわれています。ですが、犬と触れ合うことで心の病気を克服できたという例は多くありますよ。
退役軍人が戦争で負った心の傷を犬が癒したり、心を閉ざしてしまった子供が犬と触れ合うことで他人と関われるようになったり、車いす生活だったお年寄りが犬と散歩したいという思いから、再び自分の足で歩けるようになったり、様々なエピソードが存在します。
まとめ
犬は、人間同士では癒せない心の傷を癒すことができる不思議なパワーを持っています。犬と人間の絆はこれからもずっと続いていく大切な絆ですね。