捨てるべきものを見極める方法4つ
1.サイズアウトしたドッグウエアの捨て時を見極める
まず、成長し体重や体長が変わっていたら、着せられる犬も窮屈です。防寒のためのドッグウエアなのに、お尻はまるだし、前も止められない、となればウエアの役割を果たせていません。
おしゃれのために購入したドッグウエアが増えすぎた…と言うときは、「新しい服を買うためのスペースを作るため!もっと可愛い服を着せたいため!」と飼い主さん自身を奮い立たせて、必要な服、不必要な服を選別します。
もし、どうしても捨てる決心がつかないモノは、一旦、段ボールの中にしまい、そのまま厳重に封をして半年から一年放置します。一年経って、一度もその箱を開けることがなかったら、封を開けないまま、粗大ごみなどに出してしまいましょう。
2.犬が遊ばなくなったおもちゃの捨て時を見極める
まず、そのおもちゃを愛犬から完全に隠してしまいます。数日そのままにして、愛犬がそのおもちゃを探すような素振りを見せなかったら、思い切って処分しましょう。もしも、まだあまり傷んでいないようならきれいに洗って、保護団体などに寄付をするのも良いかも知れません。
3.使っていないペットグッズの捨て時を見極める
例えば、子犬のときに抱っこして散歩をするときに使ったスリング、子犬のときに使っていた食器、ペットカートなど、二年以上使っていないペットグッズを一か所に集めてみます。
そして、それを一まとめにし、さらに三か月から半年、放置します。その間、一度も使わなければ、今の生活には不要なモノです。それぞれの素材に応じて、お住まいの地域のルールに従い、処分しましょう。
4.フードや薬を期限切れにしないためにできること
まず、フードは一度に大量に購入しないことです。おやつも、喜んで食べるからといろいろな種類を細々と買ってしまう飼い主さんもいらっしゃるかも知れませんが、安全や安心をセールスポイントにしているフードほど、賞味期限は短いので注意が必要です。
獣医さんに処方された飲み薬は、症状が改善されたからといって勝手に服用を止めず、「症状が改善されたら薬を止めてください」などの特別に指示されない限り、処方された分は残さずに飲ませます。外耳炎用や皮膚炎用の塗り薬の使用期限は、おおよそ3年です。愛犬用の薬箱を作り、中身の整理整頓もかねて、半年に一回は、使用期限の点検も行いましょう。
なぜ断捨離が必要なの?
断捨離すると家事が楽になる
モノが多すぎると整理整頓ができず、清潔な環境を保つことが難しくなります。例えば、リビングにソファがあり、寛ぎながらテレビを見られるようにしていても、床に犬のおもちゃが散らばり、棚という棚には、いつ購入したかわからないおやつがあちこちに置いてあり、ソファの上にも脱ぎ散らした衣服が置きっぱなし…と言う状況では、きれいに掃除するのに大変な労力がかかります。
ですが、本当に必要なモノだけが置かれて、床の上やソファに何も置かれていなければ、ホコリを取る拭き掃除も、掃除機をかけるのも楽です。また、「爪を切りたい」「ブラシをかけたい」「おやつをあげたい」「薬を飲ませたい」と言った愛犬の世話も、きちんと整理整頓されていたら、作業も早く済ませることができます。
断捨離するとお金の節約になる
断捨離と聞くと、「余分なものを捨てること」というイメージが強いと思います。ですが、断捨離と言う作業は、本当に必要なものとそうでないものを選別することと考えてみると、今持っているモノを整理するだけでなく、何かを購入する際、それが本当に必要なものかどうかを考える習慣が身に付いてきます。その結果、お金を節約することができます。
まとめ
「犬グッズの断捨離」と言っても、おもちゃもウエアも一つ一つ、飼い主さんにとっては思い出や思い入れのあるモノばかりで、なかなか選別に苦心されると思います。ですが、愛犬と快適な暮らしをするため、そして、さらに新しい思い出を作るため、その結果、全ては愛犬のためにと考えて、断捨離を実行してみませんか?