触るべきではない犬1:お仕事中の犬
触るべきではない犬として、まず紹介したいのが盲導犬、聴導犬、警察犬などのお仕事をしているワンちゃんたちです。
これらのお仕事をする犬というのは、基本的にしつけをされているため、むやみやたらに人を攻撃することはなく、大人しく賢いです。そのように育てられたため仕事をしているときに触ってしまっても怒るようなことはなく、普通のワンちゃんを触るときと同じような感じになることがほとんどであると思います。
しかし、お仕事をしているというのは遊びに来たり普通の愛玩犬のように、人と戯れたりするためにその場にいるのではありません。そのため、お仕事をしているワンちゃんを触ること自体、ワンちゃんの仕事を邪魔していることでもあるため、お仕事中の犬を触ってはいけません。
触るべきではない犬2:人が苦手な犬
全てのワンちゃんが人が大好きでフレンドリーな訳ではありません。中には人間に酷いことをされてトラウマがあったり、飼い主さん以外には人見知りだったりするワンちゃんもいます。
そんな子に対して、グイグイと近づいたり急に触ったりすると、ストレスを与えることになります。また、自分を守るために吠えたり攻撃に出たりする場合もあり、事故となれば相手の飼い主さんの責任になってしまいます。
そのため、他所の飼い主さんが連れているワンちゃんを触る際は人が苦手でないか、人見知りをしないかなど確認し、触っても平気な場合のみにしてください。
触るべきではない犬3:興奮している犬
興奮しているワンちゃんを触ることも、触るべきではないし場合によっては危険な行為で怪我などに繋がる恐れがあります。
興奮していると言っても、怒っているようなときもあれば楽しそうにしているときもあります。いずれにせよワンちゃんが興奮しているときは思いがけないことをする可能性もあり、怪我などのマイナスや結果を招いてしまうかもしれません。そのため、ワンちゃんを触る際は興奮してないときにするようにしてください。
触るべきではない犬4:何かをしている犬
何かを他のことをしていたり、他のことが気になっていたりするワンちゃんを触るのも控えた方が良いです。
何かをしているというのは、触られるということをワンちゃん自身全く考えていない状態です。そのような状況でワンちゃんを触ると、ワンちゃんはどのように感じるのでしょうか?
おそらく驚いたり、怖がったりするといったマイナスの感情を抱くことの方が多いと思います。そのため、何度も同じように何かをしているときにワンちゃんを触って驚かすと、警戒心の強い臆病な性格になったり、触られること自体嫌いなワンちゃんになったりしてしまうかもしれません。
まとめ
犬とコミュニケーションを取る際によくすることと言えば、触って撫でることが多く、それはワンちゃん自体触れられることが好きなことの方が多いからです。
しかし、いくら触られるのが好きとはいえ触ってもらいたくないときもあります。今回の記事で紹介したこともそうですが、その他にもワンちゃんの性格や育った環境により、まだまだたくさんあると思います。
ワンちゃんが触って喜ぶというよりも少し嫌がっているなと感じたときや、その場のワンちゃんの雰囲気に違和感を抱いたら、とりあえず触れるのは一旦やめて、ワンちゃんの様子を確認し、触っても絶対に大丈夫と思ったときにするようにしてください。