犬友同士でトラブル!?
犬友は愛犬が繋いでくれた縁のようなものですよね。互いに信頼し、仲良くなることが出来ると、日頃のお散歩もちろん、休日にはドッグランやドッグカフェ、なかには家族ぐるみで旅行に行かれる方々もいるようです。愛犬のしつけの面や健康状態のことを相談しあったり、評判の良いワンちゃんグッズ、ケア用品、動物病院のことなど情報交換も出来るので心強い存在になります。
しかし、実際には犬友同士のトラブルが多いのも事実で、犬友を作ること自体を面倒に感じている飼い主さんも少なくありません。せっかくの愛犬との楽しいわんこライフを苦手な犬友さんの存在で、嫌な気分になるのは避けたいですね。
個人的には苦手な人と無理に付き合う必要はあまりないと思いますが、どうしても顔を合わせなくてはいけないタイミングもあるかもしれません。苦手な犬友さんへの心構えなどいくつかお伝えししていきます。
苦手な犬友との付き合い方、かわし方4つ
気にしない
苦手な人に対して苦手だということを気にせずに接する事は難しいですが、人間は意識すればするほど、自分の中で相手の存在が大きくなってしまうものです。人間の脳は意識したものの情報を無意識に積極的に集めてしまう機能があるそうで「この人苦手…」と思いながら付き合っていると、相手の苦手な部分がどんどん気になってしまうはず。感情的になることなく、他の人と同じように接してみると苦手な犬友さんの良い一面も見えてくるかもしれません。
極力接点を持たない
どうしても苦手であれば極力会わないようにするのもひとつの方法だと思います。毎日のお散歩で知り合い犬友になった人であれば、思い切ってお散歩コースを変更してみる、また時間帯を変えてみてはどうでしょう。どうしても会わなければいけない時は最低限のコミュニケーションで済むように心がけてみましょう。
会話は手短に
苦手な相手と会話が長引くと疲れてしまうと思います。愛犬同士の相性が良く、仲がいいのであれば無視をして話をしないのも愛犬が可愛そうですよね。もちろん苦手な相手とは言え、完璧に無関心で無反応というのも失礼になります。相手からの話題に共感を示すと話が長引きますので、早めに会話を終了させるにはあまり共感しないようにしてみましょう。
愛犬以外の事で共通の話題を持たない
苦手な犬友さんとは出来るだけ愛犬以外の話をしないようにしましょう。世間話をしている時に、犬以外のことで共通の趣味などが発覚すると親近感が増すことになります。本来であれば好きな音楽や本、映画など同じ物が好きな人と出会うと会話が盛り上がり、楽しい時間を持つことが出来るのですが距離を置きたい人であれば、話す内容も良く考えてからのほうがいいかもしれません。
ただし、意外な共通点が見つかることで、苦手意識が薄くなる可能性もあります。犬以外で共通点が見つかることで、苦手な犬友さんと距離が縮まる可能性があることは覚えておきましょう。
犬友は本当に必要?
上記にも書いたように犬友は気が合い、信頼しあえる関係であればいたほうがいいと思います。特に初めて犬を飼う方は犬のしつけや健康面などに詳しい犬友がいると心強いでしょうし、愛犬が病気になってしまった時などは、日頃から仲良くしている犬友さんの存在は心の支えになってくれると思います。
しかし、犬にも個体差があり性格も違います。犬同士で遊びたがらない犬も存在しますので、愛犬の性格をよく見極めてあげましょう。
犬友を作る時に気をつけたいこと
毎日のお散歩コースで出会い犬友になるケース、またSNSやブログなどで積極的に犬友を作る方もいるようですが、犬友同士の最低限のマナーは守っていきましょう。
- ウンチやオシッコを処理をする
- リードは短めに持つ
- 挨拶をする
- 勝手にオヤツをあげない
基本的にはお散歩の時のマナーと同じです。愛犬が周囲のご迷惑にならないよう気をつけましょう。また、犬友を作りたいのであれば毎日の挨拶は必須です。お散歩コースで出会う犬連れの人に笑顔で毎日挨拶していると、顔を覚えてもらうことができますし、徐々に距離が縮まりいつか話をすることが出来るかもしれません。
また可愛いワンちゃんを見ると、オヤツをあげたくなると思いますが、アレルギーを持っている犬も多いので飼い主さんに無断で与えることは止めましょう。
まとめ
愛犬にとって重要なのは、飼い主さんが明るく楽しい気持ちで過ごせているかどうか。犬は大好きな飼い主さんの気持ちにはとても敏感なので、愛犬のためだけに飼い主さんが無理をして犬友を作ることは喜ばないと思います。苦手な犬友さんとは上手に距離を置いてお付き合いしていきましょう。