ドッグウォーカーの仕事とは?資格の取り方~収入まで

ドッグウォーカーの仕事とは?資格の取り方~収入まで

ペットホテルや知らない場所だと、落ち着かないわんちゃん多いですよね。そんな時におすすめなのが、自宅に来てお世話をしてくれるドッグウォーカー!まだあまり知られていないこの仕事について紹介させていただきます。

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留守番は得意!でもお泊まりはダメ…

うちの子は留守番は得意!でもお泊まりはダメ…

家で1頭では大丈夫なのに…

我が家の愛犬(ミニチュアダックス♀)は、普段一人で留守番ができる子です。

といっても、家族の仲間入りを果たした頃から、日中お留守番せざるを得ない環境で育ってきているので、「外が明るい内は私だけの時間なのよ」と認識してくれています。

ですが、その反面なぜか家以外への外出が苦手で、知人の家へ行けば終始「クーン…キューン」と鳴き続け、ペットホテルやトリミングで預け入れるとストレスのあまり血便をしてしまうんです!

信頼のできる人が見てくれたら…

こういった事から、現在我が家では1日以上留守にする際は近所に住む知人に、泊まりこんで面倒をみてもらっているんです。

でもそれは我が家の場合、幸いにも信頼のおける知人がいてくれるからこそできることですが、他の飼い主さんはそうはいきませんよね?

そんな方が頼れるのが「ドッグウォーカー」という存在なんです!

ドッグウォーカーとは?

沢山犬を散歩させている人

ドッグウォーカーとは、飼い主さんが長時間家を留守にする期間中に、飼い主さんに代わってワンコのお世話をしてくれる方の事を言います。

仕事内容や資格は?

先程も書きましたが主にやる仕事は、依頼された方の家へ出向き、犬の散歩の代行(1回のみ)から、1日数回に渡り家に出向いてワンちゃんにご飯を食べさせたり、遊び相手になってあげたり…などです。

なかには、留守中の間の飼い主さん宅の庭の水やりといった雑用までこなす場合もあります。

ちなみに、ドッグウォーカー自体には資格はないので、犬に関する基本的な知識があればなれます。
ですが、もし本格的にドッグウォーカーを専業としたいならば「愛玩動物飼養管理士」という資格を収得しておことをオススメします。

愛玩動物飼養管理士とは

愛玩動物飼養管理士のロゴ写真

日本愛玩動物協会が主宰する資格で、動物関係法令や動物愛護運動史、保健衛生、公害問題、動物の疾病予防、管理士の社会活動、各種動物の飼養管理、犬猫のしつけ等といった勉強を学んでいきます。

特に専門学校に行く必要などはなく、協会の指定する通信教育やスクーリングで学び、試験を受ける流れになってるので、他の仕事をしながらでも勉強できます。

資格取得までおよそ半年~1年が必要となります。

愛玩動物飼養管理士
辻本由香子

愛玩動物飼養管理士認定制度は、1981年に総理府の指導助言の元に始まりました。

愛玩動物飼養管理士は、動物を主体とする事業を行う場合に必要な動物取扱責任者という資格要件を満たせる所定の資格として、一般の受講者はもちろん、トリミングスクールや動物看護師養成学校の授業に取り入れられるなど、多くの受講生を輩出しています。

ドッグウォーカーの収入は?

アメリカでは本業・日本では副業

アメリカのイメージ自由の女神

アメリカ等のペット先進国では立派な仕事として認められているので、中には年収が1000万!を越える方もいるそうですが、日本では副業として行う方が多いそうです。

料金形態は散歩代行なら1頭2000円~で、シッティングとう家の中で食事等の世話をする場合は1頭5000円~が相場です。

この仕事は拘束時間が1~2時間程度と短いため、日本と同じように副業としてペットシッターを行っている人もいます。駆け出しの小説家、音楽家、芸術家、デザイナーなどの創作に時間を割きたい人たちに人気だそうです。

簡単そうで難しいドッグウォーカー

ドッグウォーカーの本場では、犬を4~6頭を連れて歩くのも当たり前。なかには12頭以上も束ねてお散歩する強者もいます。

ちょっと見ると誰でも出来そうな気にはなってきますが、やはりプロの世界は甘くなく、高い技術と多くの経験があり、初めて本業として生活できるようです。

愛玩動物飼養管理士
辻本由香子

ドッグウォーカー(散歩代行)という職業を世に広めたのはニューヨーク市に住むジム・バック(Jim buck)さんという方でした。

彼は1960年代初頭からセールスマンとしての仕事を辞め、プロのドッグウォーカーとして働き始め、その後自ら学校を開設、最終的には彼と彼を慕う20名の助手が150匹以上の犬を散歩させたと言われています。

このように、忙しい人にとても助かるドッグウォーカー。益々浸透してくれると嬉しいですね。

最後に

日本では一般的にはまだペットホテルが主要ですが、我が家のように自分の家で愛犬の面倒をみてもらいたい飼い主さんが増えてきているので、ドッグウォーカーという仕事の需要が、今後増えてくるかもしれませんね。

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