動物専門学校とは?
動物専門学校とは、動物と触れ合う仕事を目指す人のための学校です。
トリマーやトレーナー、動物看護師などを目指す人のための学校が大半を占めます。
動物園の飼育員、水族館飼育員、ドルフィントレーナー、警察犬や災害救助犬のトレーナーを目指す人のための学校もあります。
入学時期は、高校を卒業してからと言う人がほとんどですが、大学を卒業した人、社会人経験がある人の入学も少なくありません。
学習期間は学科によって様々です。
トリマーは最短では1年、エキスパートを目指す場合は3~4年間、技術を磨き続けることが出来る場合もあります。
目指す職業によって動物専門学校の選び方は変わる
動物専門学校の選び方は、どういう職業を目指すかで変わります。
トリマーを目指す場合はトリマー科、トレーナーを目指す場合はトレーナー科、動物看護師を目指す場合は動物看護科と言う風に選ぶことができます。
今はペットビジネス全般に関わりたいと考える人のために、名称は学校により異なりますが「ペットビジネス科」が新設されることが多いです。
まだ何をしたいかがわからない場合は、ビジネス科でペット業界のことをじっくりと学んでから自分のしたい職種を決めていくということもできます。
動物専門学校を卒業した人の仕事は圧倒的にトリマーが多くなることから、トレーナー科、ペットビジネス科に入学してもトリマーの授業を受けてトリマーの資格を取ることが必須となっていることが多いです。
動物専門学校の種類について
動物専門学校には学校法人の「専門学校」と学校法人ではない専修学校とがあります。
専門学校のほうが比較的学費が高額になる傾向があります。
専修学校はその職業を目指すための技術や知識を身につけるために特化したものです。
どちらも技術と知識を身につけるという点では変わりはないのですが、学校生活自体を充実させたいのか、技術と知識を早く身につけたいのかによって、どちらを選ぶか決めるようにすれば良いでしょう。
取得できる資格は学校によって、かなりの差がありますので、学校見学や説明会に出かけて疑問点は解決しておくことが大切です。
最後に
ペット業界は動物が好きなだけでは、なかなか勤まらないことがあります。
動物が好きであり、コミュニケーション能力、知識、技術を十分に身につけておかなくてはなりません。
また犬や猫が好きだと言ってもペットショップに就職すれば扱っているのは犬ばかりではないショップも数多いです。
ハムスターやウサギなどの小動物、熱帯魚や鳥類、また爬虫類などを扱っているところもあるでしょう。
動物専門学校に行く前に、自分がどの程度動物がすきなのか、好きな動物以外も扱うことができるのか、よく考えておくことが大切かもしれません。