プーチンの犬好きエピソード3選!
1. 誕生日プレゼントの子犬を抱えて頭にキス
2017年、プーチン大統領はトルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領から誕生日プレゼントとして、子犬の「アラバイ犬」を贈られました。トルクメニスタンの大統領は、メディアに子犬を披露しようと子犬の首を持って高々と掲げたのですが、愛犬家であるプーチン大統領は、子犬を受け取ると助けるように抱えています。
大事そうに子犬を抱えたプーチン大統領は、頭にキスもしています。この姿によって、プーチン大統領の犬好きっぷりがますます世間に印象づけられました。
2. ドイツ首相との会談に犬を連れて行く
犬を大切にしているプーチン大統領は、各国首脳との会談の場に犬を連れて行くことも多いそうです。2007年ドイツのメルケル首相との会談の際にも、犬の「コニー」をサプライズで登場させました。メルケル首相を楽しませようとしたそうですが、実はメルケル首相は犬が苦手だったそうです。
そうとは知らなかったプーチン大統領は、メルケル首相に謝罪したことも公表しています。それにしても、大事な政治の場面にも犬を連れて行くほど、犬が好きなのですね。
3. 日本から贈られた犬を日本のメディアに披露
プーチン大統領は日本から秋田犬を贈られたことがあります。2012年、東日本大震災の復興支援の返礼として贈られた秋田犬の「ゆめ」は、2016年に日本メディアとの会見の場でお披露目されました。「ゆめ」は興奮してカメラに吠えますが、プーチン大統領の一声でおとなしくなります。芸も披露してくれ、信頼関係がしっかりと築けていることを見せてくれました。
安倍首相がプーチン大統領と会談した際にも、公邸の玄関先で出迎えてくれた「ゆめ」の姿を日本メディアが報道しています。
プーチンが飼っている犬は何匹?
プーチン大統領が飼っている犬の頭数は明らかになっていませんが、各国から贈られた犬たちと暮らしているようです。大型犬好きで知られるプーチン大統領の元に贈られた犬たちは、どの子犬も贈った国が原産の大きな犬で、ミックス犬はいないとされています。忙しいプーチン大統領の癒やしとなっているであろう犬たちをご紹介します。
バフィー
2010年ブルガリアから贈られたブルガリアンシェパードです。プーチン大統領は、この子犬の名前をロシア国内で募集し、当時5歳の男の子が提案した「バフィー」という名前が付けられました。
ゆめ
東日本大震災に対する復興支援の返礼として、日本から贈られた秋田犬です。2012年に贈られましたが、先住犬のバフィーとも仲良く暮らしています。性別は女の子ですが、プーチン大統領にとって番犬のような存在でもあると伝えられました。
ヴェルーヌイ
2017年トルクメニスタンからプーチン大統領へ贈られたアラバイ犬は、中央アジア原産の牧羊犬です。この子犬はロシア語で「信頼・忠実」を意味する「ヴェルーヌイ」と名付けられました。
パシャ
2019年1月セルビアを訪問したプーチン大統領へ、地元原産のシャルプラニナッツという犬種の子犬が贈られました。成長すると体重が65〜100kgにもなる大型犬です。「パシャ」と名付けられた生後3ヶ月の子犬は、これからどんな成長を見せてくれるか楽しみですね。
コニー
2014年に逝去したラブラドールレトリバーの「コニー」は、プーチン大統領の寵愛を受けたことで有名な犬です。首脳会談にもよく同席させていたことから、世界中で認知度の高かったことでしょう。「コニー」は8匹の子供を産みましたが、その内の何匹かは、友好の証としてオーストリア連邦大統領に贈られたとも言われています。
秋田犬はいらない?プーチンが贈呈を断った理由
2016年、プーチン大統領と安倍首相の会談の際、日本政府は2匹目の秋田犬を贈ることを検討していました。2012年に贈った秋田犬「ゆめ」のお婿にとの思いからです。しかしプーチン大統領側から、贈呈を断る旨の連絡が入り断念したそうです。
この報道には海外の反応もさまざまでしたが、秋田犬は海外でも人気が高いことから「私が欲しい」「なぜ断った」などの声があがりました。
プーチン大統領側はなぜ2匹目をいらないと断ったのか、理由は明らかにしていませんが、周りへの配慮や既に飼っている犬たちへの思いからかもしれません。秋田犬が嫌いという訳ではなく、既に家族となっている「ゆめ」を大切に扱っている様子から、日本犬も他の犬と同様かわいがっていることが伺えます。
プーチンと犬にまつわるグッズを紹介!
2019年壁掛けカレンダー「ウラジール・プーチン」
プーチン大統領のカレンダーは、ロシア国内だけではなく日本でも毎年人気です。いつも凛々しく男らしいプーチン大統領ですが、犬との写真は優しい眼差しをしており、見ている人を温かな気持ちにさせてくれます。
ソラマメ商会 箸置き 日本の犬 秋田犬
プーチン大統領は来日の際、夕食の席に置かれた秋田犬の箸置きを大変気に入りそのまま持ち帰ったそうです。ニュース番組で放送されたエピソードですが、その後この箸置きがかわいいと評判となり、製造元への問い合わせが殺到しました。犬や猫などの動物をモチーフとした商品ばかりで、箸置きだけでも1,000種類以上あるとのことです。
まとめ
プーチン大統領と言えば、たくましい体と男らしい顔つきから一見怖そうな印象がありますが、犬を見守る表情は柔らかく穏やかなことでも知られています。各国から犬を贈られる首脳は、プーチン大統領くらいではないでしょうか。プーチン大統領が子犬を撫でたり抱えたりする姿は、人々を温かな気持ちにさせてくれます。犬に囲まれて戯れる姿をまた見せて欲しいですね。