犬を寝かせるべきではない場所はどこ?
1.音がよくする場所はNG
犬が眠るのに適している場所は、洞穴のような『薄暗くてせまい静かな場所』だといわれています。「じゃあ、逆に犬の寝床に適していない場所はどこなんだろう?」そう考える飼い主もなかにはいることでしょう。
犬を寝かせるべきではない場所は意外とたくさんあります。その中の1つとなるのが『音がよくする場所』です。例えば、テレビやドアの近くは音が頻繁にする場所となるので犬は落ち着きにくいといわれています。特にドアや窓際は、ドアの開閉音や外からの音が急に聞こえるので、犬がビックリしやすくストレスを溜め込む原因となる場合が多いそうです。
2.ものがたくさんある場所は危険
ものがたくさんある場所で犬を寝かせると『ケガ』や『誤飲』といった危険に出会うことがあるのでおススメしません。特にイタズラ好きな犬はふとした時に、電気のコードをかじったり興味をもった物を食べたりしやすいので要注意となります。さらに、上から物が落ちてきて愛犬がケガをする。愛犬が寝ぼけた状態でコードに足を引っ掛けてケガをした。といった話もチラホラあったりするのです。
また ものをたくさん置いている場所は、ゴミやホコリが溜まりやすいですよね?そういったホコリやゴミがある場所に愛犬を寝かせた場合『ハウスダストアレルギー』になったり、目にホコリなどが入って『目の病気』になったりする可能性があるので、犬の寝床には適していないといえるでしょう。
3.人通りの多い場所に犬の寝床を置くと落ち着かない
人通りの多い場所に愛犬の寝床を設置すると、落ち着いて眠れなくなってしまうことがあります。家族が頻繁に通らないといけない場所……例えば、部屋の真ん中に近い場所やドアの近く、人が使うトイレの近くなどが思い浮かぶのではないでしょうか?それら人の動線となる場所に寝床を設置すると、愛犬は落ち着いて静かに眠ることができなくなってしまいます。ときにはストレスを感じてしまうこともあるそうです。
ただ、寂しがり屋な性格の犬の場合は、人の気配などを感じることで逆に安心感を感じリラックスしながら眠ることができることもあるみたいです。ですので、愛犬の性格に合わせて寝床の場所を決めるのも大事といえますね。
4.エアコンが直接当たる場所は適さない
「愛犬が暑そうだから冷房の風が当たる場所に寝かせてあげよう」そう思ってケージごと寝床を移動させる人はいるかもしれませんが、こういった行為は愛犬が自分で体温調節できなくなって、体調を崩してしまう可能性が大なのでNGとなります。
室内の温度調節をしたり暑さ対策や寒さ対策のグッズを使用しておくだけでも、愛犬が快適に過ごせる様になりますので、扇風機やエアコンの風を直接愛犬に当て続けながら寝かさないようにしてくださいね。
5.直射日光が当たる場所は寝床に適さない
愛犬が自ら直射日光の当たる窓際などで眠る場合は問題ありませんが、直射日光の当たる場所に愛犬の寝床を設置するのは止めた方が良いといえるでしょう。なぜなら、直射日光に当たり続けることで熱中症になる危険性があるからです。特にケージで寝床を囲んでしまうと愛犬が直射日光の暑さから逃げられなくなり、熱中症や脱水症状になる可能性が高くなってしまうので気をつけなければいけません。
また、直射日光が当たりやすい窓際に愛犬の寝床を設置すると、外の音が気になって落ち着いて眠れなくなる可能性がありますよ。
まとめ
今回は、犬を寝かせるべきではない場所を5つご紹介しました。もちろん、寝かせるべきではない場所は犬それぞれの性格によって異なるともいえますので、愛犬に合った寝床を見つけられるかどうかは、飼い主であるあなた次第といえるでしょう。
とはいえ、基本的には今回ご紹介した場所は、犬にとって苦手・落ち着かない場所になることが多いですので、はじめはご紹介した場所以外で愛犬の寝床となる場所を探してみると、愛犬好みの寝床を早く見つけることができる可能性が高いと思います。愛犬にとって最高の寝床を見つけてあげられると良いですね。