秋田犬「マサル」がモスクワ展覧会で1位を獲得
今月24日から開催されるファンタジーオンアイス幕張に出演するアリーナ・ザギトワ選手の愛犬「マサル」が、5月11日にモスクワで行われた秋田犬の展覧会で第1位を獲得しました。
モスクワ中心部の公園で開催された『THE 6TH AKIHO FEST』には数十頭の秋田犬が集まり、その中にはフィギュアスケート選手のザギトワ選手の愛犬マサルの姿も。マサルは生後10か月〜18か月の部門に出場し1位を獲得したのです。審査員評では「表現力の良さが抜けている。色調感、色もいい。」とされています。表現力豊かなザギトワ選手の愛犬が表現力で評価されるというのは、何とも不思議な縁を感じてしまいますね。ちなみに、第1位を獲得したマサルには賞品としてドッグフードと秋田犬グッズが贈呈されたそうです。
ザギトワとマサルの出会いとは?
平昌冬季五輪で一躍世界の注目を集めたアリーナ・ザギトワ選手。そんなザギトワ選手と愛犬マサルはどのようにして出会ったかご存知ですか?
五輪直前に新潟合宿に訪れたザギトワ選手はたまたま秋田犬を目にして、一目惚れ。母親に秋田犬をねだったそうで、そのエピソードを知った秋田県が公益社団法人秋田犬保存会を通じて、秋田犬の子犬を贈呈することになったのです。
五輪後、リストアップされた写真の中からザギトワ選手自身が選び迎え入れたのがマサル。その名は"勝利"を意味するもので、一時は「マーシャ」など女の子らしい名前に変更する意向も伝えられましたが、思いは変わらずマサルという名前のままに。その姿と名前が話題を集め、世界中の関心を引く存在となったのです。
ザギトワ選手の活躍はもちろん、テレビやインスタグラムなどのメディアに数多く登場するマサルの動向にも今後とも注目していきたいですね!