花火に驚いてフェンスを乗り越え行方不明になった犬

花火に驚いてフェンスを乗り越え行方不明になった犬

アメリカでは毎年独立記念日に各地で大規模な花火大会が開催されます。国民たちもこぞって花火を打ち上げます。その爆音でたくさんの犬たちが怯え、逃走してしまう問題が毎年発生しています。

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花火の音で脱走した犬

独立記念日の花火

アメリカでは、7月4日は独立記念日(インディペンデンス・デイ)を祝うために、毎年各地で大規模な花火大会が行われます。

アメリカでは通常、市民が花火をあげることが禁止されている地区が多いのですが、この日ばかりは、特別に花火をあげることが許されるため、あちこちで市民がそれぞれ打ち上げ花火をあげる習慣があります。

でも、そのことによって、毎年、多くの迷い犬が発生してしまいます。大きな花火の音にパニックになった犬たちが、自宅から脱走する事態が各地で発生してしまうという問題を抱えています。

脱走

2012年7月4日、テキサス州フリスコで、花火の音に驚いてパニックになった犬の『ドラ』は、自宅バッグヤードのフェンスを乗り越えて脱走し、行方不明になってしまいました。

ドラの家族は必死になってあちこちを探し回りましたが、ドラの痕跡は何も見つけられませんでした。

でも、家族はあきらめることはありませんでした。

発見

ドラが行方不明になってから7か月後、2月5日のことでした。

同州のマッキニーという町でドラが発見され保護されました。

収容先のシェルターでスキャンしたところ、ドラにはマイクロチップが装着されていました。

それは感動的な結果をもたらしました。

収容

毎年、700~800万のコンパニオン・アニマル(伴侶動物)たちがシェルターに収容されています。

その中のわずか15~20%が飼主さんの元へ無事戻ることができています。

マイクロチップ

もしもドラにマイクロチップが装着されていなければ、家には二度と戻れなかったかもしれません。

最後に

あなたのコンパニオン・アニマルたちには、マイクロチップ、首輪に鑑札、あるいは迷子札などの装着を心がけてください。

そして、シェルター(動物愛護管理センター=保健所)の収容数を減らしてください。

それはすなわち収容動物たちの命をつなぐことに繋がるのです。

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