良いペットシッターの探し方
ペットシッターは、会社や店舗を持たずに自宅で営業されている方も多くいます。インターネットを使って、ペットシッターさんを探すとよいでしょう。その際に、まず気をつけたいことは、第一種動物取扱業の保管という登録をされているかということです。
ペットシッターは、ペットに関わる専門のサービスということで登録も必要です。また、動物取扱責任者を置くことも義務付けられています。こういった資格をしっかり持っている方なのかまずはチェックしましょう。
愛犬の性格や要望にあったペットシッター探し
ペットシッターは、男性も女性もいます。またお散歩代行や通院代行をお願いできるペットシッターさんやそうでない方もいます。愛犬の性格やお留守番時にお願いしたいことをふまえて、どんな方にお願いするのか考えましょう。
ペットシッターは、民間団体の資格を持っている方が多くいらっしゃいます。訓練士の方やトリマーさん、動物看護士、マッサージや介護など、得意な分野が異なるシッターさんもたくさんいますので、内容や特色を見て、気になるシッターさんを見つけたら問い合わせしてみるとよいでしょう。
ペットシッターにお願いする時の注意点
ペットシッターにお願いする際には、まずは日程が決まっている際は早めに連絡をして、打合せを希望しましょう。年末年始やお盆期間、ゴールデンウィークになると、どのペットシッターさんも忙しくなり予約が閉め切られてしまうことがあります。万が一に備えてということで、打合せだけでも事前にお願いしておくとよいでしょう。
ペットシッターさんにお願いをする際には、事前の打ち合わせがなんといっても大切になります。もちろん、相性もありますので、お会いしてみて信頼できる方にお願いするということが一番です。打合せの際に、細かく要望をお願いしたり、相談に気軽に乗ってもらえる方、もちろん鍵を預けるわけですから、信頼できることがとても重要なのです。
そういった面では、料金に関しても明確にしてもらえるかどうかも大切なポイントになります。そして、ペットシッターと愛犬の相性がよいのかどうかも飼い主さんの目線で判断してあげましょう。愛犬が楽しそうにペットシッターさんと遊んでいる姿を見ることができたら、安心してお留守番をさせることもできるのではないでしょうか。
ペットシッターを頼むってどういうこと?
ペットシッターは、どうしてもペットのお世話ができない時に自宅でお世話をお願いするサービスです。大切な愛犬の日々のお世話、ごはんやトイレの掃除、そしてお散歩などをできない時、そして誰かに頼むこともできない時の強い味方です。
どうしてもお世話ができない様々なケース
お世話をできない時というのは、様々なケースを考えることができます。旅行で留守にする際、愛犬をホテルに預けるか、ペットシッターを頼むかという選択があります。例えば、普段からお部屋の中で自由に暮らしていて、ケージの中で過ごすことが苦手であったり、環境が変わってしまうことにストレスを感じる愛犬の場合は、ペットシッターを頼むことでいつもの環境と変わらず過ごすことができます。
高齢犬の場合、自宅から違う環境に連れて行くということだけでも大きな負担になることがあります。多頭飼いで、自宅の中で犬同士が一緒に暮らすことで安心しているというわんちゃんにとってもペットシッターに頼むことでストレスを軽減することができます。
急遽お世話をお願いしたい際にも便利
飼い主さんが急遽、出張や仕事の都合で愛犬のお世話ができなくなってしまった時にもペットシッターは強い味方です。信頼できるペットシッターに、急遽愛犬の散歩をお願いしたり、ごはんだけお願いしたいといった要望にも柔軟に相談することができます。飼い主さんが体調不良や通院入院などでどうしても愛犬のお世話ができない時や、冠婚葬祭といった時にもお願いすることができる点はとても助かる点です。
ペットシッターのサービス内容
ペットシッターのサービス内容は、その家庭それぞれの要望に応えるかたちで柔軟に対応してもらうことができます。例えば、犬のごはんですか、ドライフードを与えている家庭もあれば、ウェットフードを与える家庭もあります。
もちろん、愛犬の為に、手作り食を与えている方もいます。愛犬のごはんひとつであっても、あげている種類から量、回数、食器にいたるまで細かく打合せをしてその通りに与えてもらうことができます。
愛犬のトイレに関しても、ペットシーツで排泄するわんちゃんもいれば、お庭など自宅の中で排泄場所が決まっているわんちゃんもいます。また、外でのお散歩の際に排泄するというわんちゃんもいます。排泄の回数やタイミング、トイレ掃除の仕方まで細かく相談して対応してもらうことができます。
お散歩が必要なわんちゃんに関しては、いつものお散歩コースを散歩してもらうようお願いすることができます。わんちゃんによっては、お決まりのコースがあって、マーキングポイントや排泄ポイントが決まっていることもあります。
いつもの習慣が変わってしまうことで、排泄ペースや運動ペースが乱れてしまうわんちゃんも中にはいるものです。そういったことを防ぐ為に、いつものコースでお散歩をお願いすることができるのです。
自宅でお留守番する愛犬の為に遊びの要望やおやつを与えること、換気や室温管理のこと、植物へのお水あげや郵便物の取り込みといったこともお願いできるペットシッターさんもいます。
ペットシッターにお願いする時に必要なもの
ペットシッターをお願いする場合、まずは愛犬との生活、1日を振り返ってみましょう。そして普段のお留守番をさせる際に気をつけていることも改めて振り返ることが必要です。
例えば、留守番をさせる時に、愛犬をケージやサークルの中で留守番させるのか、自宅で自由にさせているのか、入らないよう閉めているドアや仕切りなどがあるのか、まずは、環境をどのように整えるのか決めておき、ペットシッターさんに伝えるための項目を書き留めておくと安心です。
愛犬の体調管理も大切
次に愛犬の体調管理です。少し長期のお留守番になる場合は、事前に健康チェックや場合によっては獣医師の診察を受けておきましょう。服薬が必要な場合は、服薬有りのシッティングが可能なのかどうかもペットシッターさんに確認する必要があります。
また、ワクチン接種の証明書を求められることもありますので、事前に準備しておくとよいでしょう。もちろん、万が一、何かあった際に備えてかかりつけの獣医師の連絡先を伝えること、診察券やキャリーバッグなどを用意しておくことも大切なことです。
ごはんやトイレ掃除について
愛犬のごはんやトイレなどの準備物の確認も必要です。ごはんや、普段はお皿の目分量で与えているというような飼い主さんもいるかもしれません。ペットシッターさんに頼む場合は、量を計測して伝えておくと間違いがありませんし、食欲の有無をしっかりチェックすることができます。手作り食の場合は、トッピングなどを除いて可能な限り事前にストックを作っておき冷凍しておくと、便利です。トイレに関してもどのように掃除するのか、普段は1日にどのくらい排泄しているのかを伝えておくとよいでしょう。
もちろん、排泄物や汚れたシートの処理方法も伝える必要があります。留守番の際に、特別なおやつやおもちゃがある場合にお願いすることなども書き留めておきましょう。
まとめ
信頼できるペットシッターさんに出会えると、愛犬の留守番の際に、心配だったこと不安だったことを解消することができます。わんちゃん自身も大好きなペットシッターさんとお散歩したりたくさん遊ぶこと、残りの時間は自宅でゆっくり寝て過ごすことができるようになるなどストレス軽減にもなるものです。
最初から長時間のお留守番が心配な場合や、短時間だけのお留守番の際にお試しとして、ペットシッターさんに来てもらうように相談してみるとよいかもしれません。お互いのストレス軽減の為に、ペットシッターさんとの出会いがよいきっかけになるかもしれません。