愛犬と上手に信頼関係を築く方法
一緒にいると楽しいという思いにさせる
信頼関係を築く上で大切なことは「一緒にいると楽しい」という気持ちにさせてあげることです。「愛犬になめられるからいつも毅然とした態度を取っている」「わざと厳しく接している」という人もいるでしょうが、それでは愛犬の中では「飼い主=恐怖の対象」となってしまいます。それでは本当の意味で信頼関係を築くことはできません。
大切なのは一緒にいると幸せ、楽しい、と思ってもらえるようにすることです。一緒にいると楽しいから、もっと一緒にいたい、一緒にいると安心する、と思ってもらえるように普段から接するようにしましょう。あまりにも甘やかし過ぎるのはよくありませんが、愛情を持って接してあげることは大切なことですよ。
感情のままに接しない
犬と信頼関係を築けないという方は、もしかしたら感情のままに接しているのではないでしょうか?イタズラをされて感情のままに怒鳴ったり、疲れて眠っている愛犬に構って欲しいからとたくさん喋りかけたり、たくさん抱きついて嫌がられたりしていませんか?
犬だって自分の感情を持っていますし、いつでも一緒にいたいと思っているとは限りません。また、叱る時なども感情的に叱ってはいけません。甘やかし過ぎるのはもちろんよくありませんが、叱るときはヒステリックに叱るのではなく短くハッキリとわかりやすい単語を使って叱るようにしましょう。
犬がわかりにくい言葉を使っている
犬がなかなか言うことを聞いてくれない、犬が一生懸命指示を聞こうとしてくれるけれど、いまいち伝わっていないような気がする。そんな場合はもしかしたら、犬がわかりにくい指示を出しているのかもしれません。犬と信頼関係を築くためにはある程度の意思疎通ができないといけません。そこで大切になるのは、犬にとって飼い主の指示がわかりにくいか、わかりやすいかと言う点です。犬は人間の言葉をいくつか覚えられるのですが、あまりにも長い言葉や複雑な言葉を理解することができません。
犬がわかりやすい指示とは短くハッキリとした言葉。「ダメ」「いいこ」「よし」「待て」など、誰でも聞き取りやすくわかりやすい単語で指示を与えるようにしましょう。そうすれば犬も指示の意味がよくわかるはずです。信頼関係を築くためには、まずは意思疎通が問題なく行えるように飼い主も努力をしましょう。
メリハリのある態度を取る
犬から信頼されたいからと甘やかし過ぎると、今度はワガママな犬に育ってしまいます。確かに甘やかしてあげるのですから信頼されるかもしれませんが、ワガママで言うことをほとんど聞かない子になってしまったら大変ですよね。言うことを聞いてもらうためには、やはりいいことはいい、悪いことは悪いと伝えるメリハリをつけたしつけを行うことが大切です。甘やかしすぎず、厳しくなりすぎない、程よい対応をしてあげましょう。
笑顔を忘れない
犬に信頼をしてもらいたいのであれば、やはり笑顔であり続けることは忘れてはいけません。犬は笑顔で接してくれる人や、一緒にいて楽しい、幸せと思ってもらえる人に信頼をよせるものです。あまりにも言うことを聞いてくれない、あまりにも意思疎通ができない、なんてことに思い悩み、愛犬に対して笑顔を見せなくなっていた。なんてことありませんか?せっかく家族になったのです。できるならば楽しく笑顔で一緒にいれるようにしましょう。
まとめ
犬と一緒にいると様々な悩みや様々なトラブルが発生します。そのトラブルや悩みに苦しめられることもあるかもしれません。しかし、愛犬と信頼関係を築くためにできることはたくさんあります。ぜひ、無理をせず自分も楽しんで愛犬と接するように心がけましょう。