里子のシーズーとパートナーになるまで
前の犬を看取って半年ほどたった頃、父の知り合いから犬の里親を探している人がいる、もしよければ里親にならないか?と電話が入りました。
犬が好きで、犬がいない家なんてツマラナイと日々ボヤいてた父は大喜び。他の家族も犬が大好きで、電話を受けて直ぐに、どんな性格の子だろうか…。シーズーだったらカットが必要だから、トリミング店を探しておこう…。また犬の散歩が行けるね!と盛り上がり、電話を受け1週間後にはシーズーが家族に仲間入りしました。
やってきたシーズー(6歳)は、酷い分離不安と、元の飼い主さんの所に生まれた赤ちゃんへの攻撃が酷く、真夜中や明け方でもワンワンワンワン吠え続け、お手入れも嫌いで家に来たときは目ヤニだらけ毛玉だらけの、汚れたモップのような見た目でした。
当時の我が家は常に人が家にいる状態で、赤ちゃんもいないし、吠える声さえ可愛いという犬バカ家族だったので、毛で目も見えない状態でワンワン鳴いてても天使の様に可愛いと言ってました。
ただ、犬の吠え声はご近所迷惑になるので、家の家族になった次の日から、吠えないための躾を始めたりお手入れの練習、お散歩の練習を始めたりしていきました。
最初の頃は、やることなすこと全て嫌がられ常に玄関前に座り込み、早くお家に帰りたいと言わんばかりにクンクン鳴いて食も細く、やっぱり成犬からだと懐いてくれないのか…と思うときもありました。
それでも、日々のお散歩や躾、お手入れやスキンシップを取っていく内に、少しずつ本当の家族になってくれました。
私がシーズーと、本当に仲良くなれたなと実感したのは、お迎えして3か月程経ったある日、私が熱を出して寝込んでしまった時に、ずっと私の布団の横に座って玩具で遊ぶ事も寝る事も水を飲みに行くことさえせずに、心配そうに寄り添ってくれて、元気になったら尻尾をふりふり(滅多に尻尾を振らない子でした)してくれて、本当の家族になれてたんだと実感しました。
この子は、5年後の11歳のときに胃がんを患い天国へ逝きましたが、最後まで私たち家族のことを愛してくれる素敵なパートナーでした。
繫殖引退犬のMシュナウザーとパートナーになるまで
シーズーを看取り、成犬からでも愛情いっぱいに育てれば、良き家族で良きパートナーになってくれると分かった私たち家族は、シーズーが亡くなった3か月後ほどから里親募集のサイトで出会いを探し始めました。
そして、繫殖引退犬として里親募集をされているMシュナウザーにビビッと何かを感じて里親となりました。
Mシュナウザー(当時7歳)は、もの凄く大人しい子でした。サークルの入り口は常に開けておいたのですが、自ら出てくるようになるまで一か月ほど掛かりました。
この子はトイレの躾もされてなかったので、成犬からのトイレトレーニングで覚えるのに1年ほどは掛かり大変でしたが、話しかければ話しかけるほどいろいろと言葉を覚えてくれる賢い子で、吠えや噛みの躾はすぐに完了しました。
そして、自分からサークルから出てくるようになるのと同時期に、常に尻尾を振ってベッタリ甘えてくる甘えっこになりました。
家に着て直ぐに僧帽弁閉鎖不全症という心疾患になり、4年間の闘病を終え天国へ逝きました。
最後に
成犬から飼って、どの犬もすぐに懐き家族になってくれるとは言えません。
家に来てくれた子がたまたま、人が好きで懐きやすい性質だったので、すぐに良き家族で良きパートナーになってくれました。
でも、中には人間なんて信用できない!となかなか心を開いてくれない子もいると思います。
でも、犬は愛した分、愛してくれた人を愛する生き物です。
そして、時間が掛かっても良きパートナーになってくれると私は思います。