放置ウンチの理由①ウンチを拾う道具を忘れた
散歩中に犬がしたウンチを拾わずに放置する理由として、単純にビニール袋などウンチを拾うための道具を忘れてしまったということが挙げられます。
お散歩バッグにビニール袋が入っていると思っていたらなかった!という経験を、筆者も何度かしています。
そのときはたまたま会った犬のお散歩仲間にビニール袋を分けてもらったり、急いで家に戻ってビニール袋を取って、再度ウンチを拾いに行ったりして対応しました。
しかし、忘れてきてしまったからとそのままにしてしまう人も少なくないと思います。
放置ウンチの理由②雑草などに埋もれて取れなかった
犬のウンチを日頃は放置していなくても、草深い場所でウンチをしてしまい、取りきることができなかったということもあるかもしれません。
しかし草深い場所だからこそ、足元のウンチに気付かずに他の人が歩いてしまったり、座ってしまったりすることもあるかもしれないので、まわりの草も一緒に取る形できれいにするといいと思います。
また、夜の散歩など暗い場所で犬がウンチをしてしまい、どこだかわからなくなって放置してしまったという人も。
犬の散歩のときにはスマホや小型ライトなどを持っていくようにして、明かりの元でしっかりウンチの処理をするようにしましょう。
放置ウンチの理由③誰かが片付けてくれると思っている
犬のウンチを放置してしまう原因として、上記2つのように「失敗」によるものではなく、故意によるものも考えられます。
愛犬のウンチを拾うことは散歩をする際の最低限のマナーだと思いますが、それを面倒に感じ、家に持ち帰りたくないと考える人も多くいます。
そのため、「誰も見ていないから」「他にもやっている人がいるから」とウンチを放置してしまう人が後を絶たないのです。
そして、そのウンチが次に同じ場所を散歩したときになくなっていると、「放置しても誰かが片付けてくれる」と思って、それをいいことに、また繰り返してしまうのです。
放置ウンチの理由④放置することで起こる問題を知らない
犬のウンチを放置する人も、おそらく他の犬のウンチが落ちていたら嫌な気分になるでしょうし、踏んでしまったら怒りを感じることもあるかもしれません。
どんなに犬が好きな人だとしても、他の犬のウンチというのは汚いと感じるもの。
つまり、犬のウンチを放置することはその地域の人に対して不快な思いをさせ、迷惑をかけることになります。
さらに、犬のウンチが放置されると乾燥して、排出された雑菌や寄生虫が飛び散ってしまうことがあります。
そのように犬のウンチを放置することは、周囲の人に様々な形で迷惑をかけてしまうということを知らなければなりません。
まとめ~犬のウンチを放置が減らすためには~
犬のウンチが講演や道端に放置されるトラブルは、動物愛護先進国と言われる欧米諸国でも見られる問題です。
ウンチ袋やウンチ専用ゴミ箱を街中に置く、ウンチの清掃員を定期的に派遣する、DNAで犬を特定するなど、各地域で犬の放置ウンチを阻止するための取り組みが行われています。
日本でも取り入れられるものについては、ぜひ積極的に取り入れていきたいですよね。
しかしながら犬のウンチが放置されてしまう問題は、それぞれの飼い主のマナーやモラルの問題でもあります。
飼い主一人一人が愛犬のウンチを拾うという、当たり前の行動をしさえすれば起こらないトラブルなのです。
犬のウンチを放置する行為は地域の人に迷惑をかけ、大切ない愛犬の社会的地位を貶める行為でもあります。
義務や罰金などのルールで強制するのではなく、飼い主が自分の意思でウンチを片付けて、自分たちが住む街をきれいに保てるといいですね。