犬が飼い主に許してほしいことって?
何かと手のかかる愛犬に、つい「ダメでしょ!」と叱る癖がついている飼い主さんもいるはず。
けれど、愛犬だって大好きな飼い主さんを困らせるためにやっているわけではないのです。
きっと、心の中では「わざとじゃないのに…」としょんぼりしていることでしょう…。
そこで今回は、犬が飼い主に許してほしいことをご紹介します。
叱る前に、愛犬の表情を見てみて。俯いて、申し訳なさそうにしているはずです…。
1.体を汚すこと
土を見つけると一心不乱に掘ったり、落ち葉に寝そべったり…。
「汚れるでしょ!」という飼い主の声を無視して、にこにこの笑顔で遊び続ける愛犬。
かわいいけれど、せっかくブラッシングしてキレイになったばかりの顔も、シャンプーしたばかりの手足も泥んこです…。はぁ…。
土を掘るのも、体に匂いをつけようとするのも犬の本能的な行動です。
犬と暮らし始めた当初はびっくりしましたが、体を泥だらけにしながら瞳をキラキラ輝かせている愛犬を見ていると、「仕方ないか~」と思えるようになりました。
きっと、今もどこかで「許して~!」と言いながら体を汚して、めいっぱい遊んでいるワンコがいることでしょう。
2.おもらしをしてしまうこと
なかなかトイレでおしっこをしてくれない愛犬に、「トイレでしてよ~」とイライラしている飼い主さんもいるでしょう。
けれど、犬にとっては「トイレを間違えるのは、そんなにイケナイこと…?」程度なのです。
そう言われると、確かにおもらしは命に関わることではありません。
掃除は大変だし、床はボロボロになってくるけれど、そこまでガミガミ怒らなくてもできるようになるときがきっとくるはず。
「次は頑張るから許してね~」とあっけらかんとする愛犬を見ていると、本当に許していいものか悩むところですが…(笑)
3.おもちゃをボロボロにすること
友人からプレゼントしてもらった犬用おもちゃも、記念日に購入したぬいぐるみも、ワンコの手にかかれば瞬殺…!
「これ、結構高かったんだけどな…」「遠くまで買いに出かけたのに…」としょんぼりしている飼い主さんもいるでしょう。
しかし、愛犬はそれだけ全力で遊んでくれたということ。
一瞬でボロボロになったとしても、その一瞬は思いっきり楽しんでくれているのです。
…とまあ、そんなふうに思わないとやっていけませんよね。とほほ。
4.インターホンが鳴るとしつこく吠えること
来客や配達員さんが鳴らすインターホンに、しつこくワンワン吠える愛犬を見ていると、つい「うるさい!」と叱ってしまいますよね。
別に泥棒が来たわけでもないのだから、そこまで警戒しなくても…。
私たちにとってインターホンは何てことない音ですが、犬にとっては敵の襲撃を告げるサイレンのように聞こえているのかもしれません。
そう思ったら、叱ることより「大丈夫だよ」と教えてあげることが大事なのだと分かりますね!
5.診察室の前で固まること
動物病院で「○○ちゃ~ん」と呼ばれ、診察室に入ろうと思った瞬間…!お、重い!
まるで石のように重い!
診察室の前で固まるワンコも多いですよね。
「飼い主さんvs梃子でも動かぬワンちゃん」は、大体飼い主さんの勝利と決まっています。
診察台に上がって、検査して、注射して…。
それだけのことですが、犬にとっては恐怖以外の何物でもありません。
大丈夫、叱らないよ。
待合室では、みんな心の中で「頑張れ!」を唱えながら君を待っているよ!
まとめ
犬が飼い主に許してほしいことをご紹介しました。いかがでしたか?
つい愛犬を叱る癖がついていると感じたら、ワンちゃんの表情を見てみましょう。
顔や体を泥だらけにしながら、にっこり笑っていませんか?
おもちゃを一瞬でボロボロにしながら、体いっぱい「楽しい!」を表現していませんか?
愛犬の表情を見ていると、人間の都合だけで叱るのは違うのかも…と思えてくるはずです♪
ユーザーのコメント
50代以上 女性 小桃のかあやん
泥んこになる、お漏らしする、注射が嫌い、怖いと泣きわめく‥
全部息子がしてきたことです(笑笑)
ご飯、お風呂、散歩(外遊び)は子供のケアと同じ。
ただ違うのは子供は大きくなると子育てを卒業できるけど、犬はずっとそのまま。
介護もあるかもしれません。
それを大変と思うか、可愛いと思うかが分かれ道かもしれません。
でも、犬は何があってもずっと飼い主を裏切らない。そう思うと、何があっても苦だとは思いたくないし、最後まで一緒に居たいと私は思います。
女性 こじろう
おしっことうんちは、あとちょっとの所でトレーから外れる。郵便物はビリビリ。家具を噛むは携帯を噛み砕くわ甘噛みは痛い。トホホな毎日だったけど、パピーちゃんだから仕方ないと思いつつ、噛まれたら逆に噛み返したりなんかして、ちょっとスパルタしてました。
毎日悪戦苦闘。でもそのうち落ち着きました。今はシニアになり懐かしい思い出です。
高齢になってからの方が様々なことを許して(受け入れて)あげられるか不安です。
40代 女性 あんちゃん
犬育ても子育てと同じと同意見です。
大変な時期も一緒だったけど気づいたら子供はもうすぐ高校生。一方犬は老年期。
人間に比べればあまりに短く終わってしまう彼らの命だけど大切に最期まで大事にしていきたいと思います。