動物看護士と言う資格は学校に通い一定に知識さえ得ればすぐに実践の仕事に役立つと言われているようですが、本当に動物看護士に求められるのはやはり飼い主に対しての配慮や愛犬に対して機転の利いた対応だと思います。
獣医さんの手助けという位置づけで仕事をされているのはよくわかるのですが、我が家が通う動物病院では院長先生の徹底した方針でとにかく、腰が低く物腰についても飼い主に不快感を与えない言葉使いを徹底してくれています。
つまり飼い主や愛犬にとって何が一番良いことなのかを自分で考えて動ける動物看護士が求められるのです。
犬とのコミュニケーション力が大切
人間を相手にする看護師の場合には患者側も言葉を発して意思の疎通を図ろうとします。
でも犬たちが相手の場合にはそうはいきません。
動物看護士と犬との関わりの中で、自然と溢れ出る思いやりや好意が犬にも伝わりお互いに意思の疎通が図れるわけです。
敏感で神経質なワンちゃんの場合には飼い主さん以外の人に体を触られるのも嫌がります。
でも言葉を掛けて愛情深く接してくれることで犬も徐々に心を開いていくわけです。
そう考えると犬に関わる仕事の中でも動物看護士というのはある程度の資質が求められるといことと、その人自身が常に向上心を持って犬に対して真摯に向き合えるかどうかということが問われるわけです。
そういう意味で動物看護士を志す人にはやりがいのある仕事ですし動物病院においては飼い主と獣医をつなぐ役割を果たすという重要なポジションの仕事でもあるわけです。
動物病院では縁の下の力持ち的な役割ですが居なくては困る人です。
ワンちゃんが好き、ペットを飼っているから・・という安易な気持ちだけでは長く続けることができない仕事だと感じます。
逆に仕事の意味を深く理解し動物たちとのコミュニケーションに積極的に取り組もうとする人にとっては天職にもなるはずです。
飼い主とのコミュニケーションも求められる
飼い主の不安や愛犬の不安を一緒に理解してくれて寄り添ってくれるような動物看護士が今後も増えてくれることを望みます。
飼い主は愛犬が病気の時には気弱になっています。
どうしようもなく無力になっている場合もあります。
だからこそ動物看護士に助けてもらえる場面が多いわけです。
ワンちゃんに関わる仕事の中で私自身が敬意を示したくなるのはいつも動物看護士に対してなのです。
ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
と心の中で繰り返します。