ドッグトレーナーとは?
一言で言えば「犬をしつけ・トレーニングする」人です。
今は所謂「訓練所」よりも犬の幼稚園が多くなっています。
訓練所は警察犬などを訓練する、ちょっと厳しいイメージを持っている人が多いと思います。
幼稚園と言うと楽しそうな響きがあるため、一般家庭のワンコも気軽に通える気がします。
トレーニングすることは、人とワンコが一緒に暮らしていく上で大切なマナーでもあります。
トレーニングが浸透していくことは嬉しいですね!
トレーナーの仕事
まずは、当たり前ですが犬のトレーニング!これが真っ先に思い付くでしょう。
トレーニングの内容はトイレや引っ張り、犬同士の交流、吠えなど本当に様々です。
次に大事な仕事は、飼い主のトレーニング!…なんて書くとちょっと聞こえが悪いですが、これが出来るか出来ないかで、犬のトレーニング効果は大きく変わります。
「犬」のことを本当に理解してもらい、どうして必要なのかをしっかり伝えないと飼い主さんはトレーナーと同じ事をしてくれず、トレーニングの効果が出ていない!と思ってしまうのです。
そして職場にもよりますが、掃除や送迎や事務仕事などもあります。
トレーナーになるには
それぞれの訓練所や幼稚園によりますが正直に言うと、資格はいりません。
必ずしも専門学校等を出ていなくはいけないこともありません。
※訓練所では資格保持者や経験者を採用することが多いかもしれません。
それぞれの職場で「修行」をして、プロのトレーナーになっていきます。
トレーナーになってからもセミナーに参加したりと日々勉強です。
今は通信教育でもドッグトレーナーの講座がありますね。
知識は得られても経験が出来ないので、私はあまり意味がないように感じます。
多頭飼いをしている方はよく分かると思いますが、ワンコは一頭一頭性格も癖も違います。
ひとつのトレーニング方法が正解ではありません。
どんな子もトレーニング出来るようになるには、やはり経験しかありません。
しかし、資格は必要ないと言っても持っていれば説得力があります。
飼い主の安心感や信頼を得るために持っていればプラスになりますね!
トレーナーに必要なこと
私の経験上、一番大事なのは忍耐力ではないかと思います。
今、主流になっている「誉めるしつけ」は良い環境でしつけ出来る反面、厳しいしつけ方よりも結果が出るまで時間が掛かります。
じっくりワンコと向き合える忍耐力はとても重要です。
もう一つは柔軟な考え方ですね。
先述した通り、トレーニング方法は一つではありません。
色々な考え方を取り入れて、その子に合った方法を見つけることが大切です。
そこに「犬が大好き」という強い気持ちがあれば、ドッグトレーナーとして働くことも可能です。
犬まみれの仕事は、キツイことも多いですが犬好きにとっては癒しの仕事にも成りうるものです。
トレーナーの世界は、利益を得ることよりもやりがいを求める人を歓迎してくれるでしょう!
※トレーナーの仕事は大変なことも多いです。
今回は良い面の紹介をしています。