なぜオフィス犬を採用するのか
みなさんは「オフィス犬」ってご存じですか?
「オフィス犬」とは、会社で社員として働いている犬のことです。最近では、職場に犬を社員として雇っている会社が増えているんです。
なぜオフィス犬を採用するのか、どんなメリットがあるのか、デメリットも合わせてご紹介します。
オフィス犬を採用するメリット
癒してくれる
オフィスに犬がいるだけで、働く人々を癒してくれます。
セラピードッグとして働く犬がいるように、犬には人を癒す力があるんです。
犬がそばにいてくれるだけで気持ちが和んだり、ちょっとした休憩の合間に犬と触れ合うだけでストレスが軽減されたりするなど、仕事中のストレスを癒してくれます。
「疲れたな、もう帰りたいな。」そんなときも、犬が微笑んで尻尾を振って、寄ってきてくれるだけで癒されますよね。
もうちょっとがんばろう、という気持ちになれちゃいます。
ポジティブな気持ちになれる
なぜでしょう。人は犬がいるだけでポジティブな気持ちになれてしまうんです。
「犬は嫌いだ」と言っていたのに、職場にオフィス犬がやってきたことで、少しずつ犬と触れ合えるようになったという人もいます。
休憩中に犬とお散歩に行くことが楽しみになったという人もいます。
仕事で失敗して落ち込んでいたけど、犬が癒してくれたことで、またがんばろうという気持ちになれたという人もいます。
マイナスな思考から、プラスな思考へと変えてくれる犬の存在って大きいですよね。
オフィス犬を採用するデメリット
犬が苦手な人もいるということ
職場の人全てが犬を受け入れてくれるわけではありません。
社長が採用したからという理由で、我慢している人もいるかもしれません。
犬が苦手だった人が、オフィス犬によって犬を好きになるケースもありますが、必ずしも犬を好きになれるわけではありません。
トレーニング問題
オフィス犬として採用されるためには、トイレトレーニングが完璧でなければなりません。粗相をしてしまったり、マーキングをしてしまったりするようでは困りますよね。
トイレシートもトイレが済んだらすぐに処理しなければニオイの問題も起きてしまうでしょう。
吠える問題
ちょっとした物音にも反応して吠えてしまうようではいけません。
電話が鳴ることもあるでしょうし、来客もあるでしょう。吠え癖のある犬は、オフィス犬として採用することはできません。
ちょっと物音がするたびに吠えられては、仕事に集中できなくなってしまいますよね。
しつけ問題
「来い」「待て」「お座り」この程度はしっかりできなければなりません。
職場をウロウロ歩き回られては困ってしまいます。誰かがドアを開けた瞬間に、飛び出してしまうこともあるかもしれません。
でも、長時間ずっとジッとしていられる犬は、少ないのではないでしょうか。
オフィス犬ってどうやって採用しているの?
社員が愛犬を連れて勤務することができる職場があります。
もちろん、デメリットでご紹介したように、全ての社員の人が犬を好きなわけではありません。トイレトレーニングなどのしつけがしっかりできている必要があります。
「お留守番中、愛犬がどうしているか心配だ」そんな社員の不安や心配を取り除き、仕事に集中できるようにという目的もあるかもしれません。
社員にとっても犬にとっても、過ごしやすい環境である必要があります。とても大きな課題だと思います。
保護されているオフィス猫!?
以前テレビで紹介されていたのですが、社員が愛猫と一緒に勤務することができる職場には、オフィス保護猫という猫が存在しました。
捨て猫や野良猫を保護し、社員みんなでお世話しているというものでした。
いつか、オフィスで保護犬も採用される日が来るのでしょうか。不幸な犬を減らす活動のひとつになるかもしれません。
まとめ
オフィス犬の採用は、飼い主さんにとって嬉しい限りですよね。
しかし、メリットよりもデメリットの方が多く存在すると思いますし、その存在はとても大きいと思います。
愛犬家ばかりが集まるオフィスなら良いのですが、犬が苦手な人にとってはl迷惑なだけになってしまうかもしれません。
オフィス犬の採用が今後どのように発展していくのか、とても楽しみです。