愛犬から学ぶ人生の教訓6つ
犬は毎日休むことなく、からだいっぱい教えてくれます。愛すること、寄り添うこと、悲しみを分かち合うこと、嬉しいこと…。それらは、私たちが忘れがちな大事なことばかりです。
私は、犬と暮らし始めてたくさんのことを学びました。犬の目はいつも澄んでいて、まっすぐです。犬は人間の言葉を話さないけれど、その分心に訴えかけてくるのです。
そこで今回は、愛犬から学ぶ人生の教訓をご紹介したいと思います。みなさまは、愛犬からどのようなことを学んでいますか?
1.嫌なことは嫌だとはっきり示すべき
「嫌なものは、嫌」
嫌なことは嫌だとはっきり示す愛犬の姿は、私にとって衝撃的でした!だって、それまでの私は嫌なことでもそれなりに我慢してこなしてきたし、そのときだけでも自分の心を封印すれば大丈夫だろうと思っていたのですから。
しかし、愛犬は違いました。我慢が足りないと言われたらそれまでだけれど、「今はできない」「今日はやりたくない」とはっきり自分の意思を示すのです。それでも、嫌われるどころか好かれている…?
それからは、私も愛犬を見習って「嫌です。できません。」と示すようにしています。愛犬は、もしかしたら私にそれを教えるために来てくれたのかな、なんて思いながら。
2.悲しむ人が求めているのは、アドバイスではなく”寄り添うこと”
悲しいときや落ち込んでいるときに欲しいのは、アドバイスや大げさななぐさめではありませんよね。そんなこと分かっているはずなのに、どうしたらよいかあたふたしてしまって、空回り…。
そんなとき、愛犬は黙って悲しむ人に寄り添います。一番大事で、一番難しいことをサラリとやってのけるのです。
思いやりとか、優しさだと言葉にするのは簡単です。でも、実際に行動に移すのって意外と難しいこと。愛犬が悲しい気持ちでいるとき、隣の誰かが悲しみを抱えているとき。今度は、私が寄り添う番だね。
3.「おはよう」と「おやすみ」は忘れちゃいけない
どんなことがあっても、愛犬は「おはよう」と「おやすみ」を忘れません。1日を丁寧に暮らすって、こういうことなのかなと思うのです。
今日こそは、「おはよう」と「おやすみ」を伝えてみてください。たとえ返事がなくても、生まれ変わった気分になれるはず!ひとり暮らしなら、自分自身に向けて言えばいいだけのこと。暮らしは、今より穏やかになることでしょう。
4.弱いものや小さなものは守らなきゃ!
犬は、弱いものや小さなものを守ります。人間も、そうであればいいのに。私はいつもそう思うのです。
自分の身は自分で守ることも、もちろん大事なこと。でも、守ったり、守ってもらったりしながら生きる社会であってほしい。「ゆとり世代はすぐに辞めたり、諦めたりする」って嘆く人は多いけれど、それは誰にも守ってもらえないから、自分の身は自分で守っているだけなのではないかなと思います。
私は愛犬に教えてもらったことを無駄にしないために、嘆くのではなく守る側になりたいと願っています。
5.本当に大事なのは、言葉ではない
犬は人間の言葉を話さないのに、なぜか愛犬の気持ちはぜんぶ分かる!不思議ですよね。本当に大事なのは、言葉ではないのかもしれないと思ってきませんか?
「言葉にしなきゃ、分かんないよ!」なんてセリフをよく聞きますが、それなら愛犬の気持ちが分かる私はエスパーみたいではありませんか(笑)
大事なのは、伝えたい気持ちと受け取る心。まっすぐな目と、表情。「犬の気持ちが分かる」とか「犬は笑う」とか、犬と暮らす以前の私には考えられないことばかりですが、これも愛犬が教えてくれた大事なことなのです。
6.一歩外に出れば、出会いや希望が満ちている!
気分が沈んでいるとき、仕事に追われてイライラしているとき…。そんなときも、愛犬は私をお散歩に連れ出してくれます。そして、新しい道やきれいなお花を1つずつ私に教えながら、ときには素敵な出会いまで運んでくれるのです!
「一歩外に出れば、出会いや希望が満ちているよ」
尻尾をふりふり、笑顔で教えてくれる愛犬に、今度は私が何を教えてあげようか。愛犬のう○ちを取りながら、ニヤけながらも一生懸命考えています。
まとめ
愛犬から学ぶ人生の教訓をご紹介しました。いかがでしたか?
私は、愛犬の出会いはきっと運命だと信じています。私に伝えたいこと、私たち家族に教えなければいけないことを小さなからだに詰め込んで、待っていてくれたのだと思います。
みなさまは、愛犬からどんなことを学んでいますか?愛犬のからだには、数え切れないほどの人生の教訓が詰め込まれているのだと思ったら、なんだか楽しくなってきませんか^^