マイペースな犬と接する時の心得2つ

マイペースな犬と接する時の心得2つ

私たち人間にもそれぞれ性格があるように、犬にも性格があります。その中でも今回はマイペースな犬にフォーカスしてお伝えしていきたいと思います。

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マイペースな犬と接するコツとは

目をつぶっているチワワ

犬を飼っていると愛犬の性格がだんだんと分かってきますよね。マイペースな犬の場合は、一緒に過ごしているとこちらまでのんびり穏やかな気分にさせてくれます。

さまざまな性格の犬がいる中でも、マイペースな子は比較的飼いやすいのではないでしょうか。しかし、マイペースであるがゆえにどのように接して良いかわからないときもあるでしょう。

今回は、そんなマイペースな性格な犬と接するコツを中心にご紹介したいと思います。

しつけの方法には注意が必要

マイペースと聞くと穏やかでのんびりしているといったイメージが先行しがちですが、頑固で自立心を持っているという意味でもあります。

つまり、しつけをきちんとしておかないと飼い主さんの指示通り動かないこともあるのです。

最近は、「褒めて伸ばす」というしつけ方法が多く取り入れられていますが、場合によっては飼い主に従順であるべきといった比較的厳しいしつけが向いている可能性があります。

というのも、飼っているもしくはこれから飼おうとしている犬種の歴史を振り返った時に、狩猟犬などで自ら判断して活躍していたことがあると、かつての本能により自己判断することがある為です。

子犬の頃に甘やかしてしまうと、上記のような頑固な一面が残ってしまい、成犬になってからだとしつけのし直しも大変で飼い主さんが苦労することが多くあります。

リードコントロールをはじめとする服従訓練を幼い頃から取り入れると良いでしょう。

一定の距離を置く

子犬の頃から飼い始めるとその可愛さについつい夢中になって構ってしまいがちですが、マイペースな犬の場合はピッタリとくっつく距離感はあまりオススメしません。

愛犬も飼い主さんもそれぞれが一人でいる時間を大切に持てるように、必要以上に構わないようにしましょう。

また、遊びに誘っても気が乗らなければそっぽを向いたり、遊んでいる最中でも別のことに興味が移ればそちらへ一直線になったりということもあります。

せっかちな方や完璧主義なところがある飼い主さんには向いていないように思えます。

構ってちゃんな犬よりも、そっと近くにいるような犬が良い、お互いに干渉しすぎない関係性を築きたいという方には良いかもしれません。

マイペースな性格をもつ犬種

ビションフリーゼ

マイペースな犬とどのように向き合うかお伝えしたところで、どの犬種が当てはまるのか見ていきましょう。

中には、育った環境によって性格が変わることもあるので、ご紹介する犬種でもマイペースではない子、反対にご紹介していない犬種でもマイペースな子はいます。

実際に飼ってみないと分からない部分ですので、その点も踏まえて参考にしてくださいね。

ペキニーズ

ペキニーズ

ぺちゃっとした鼻が特徴的な愛嬌のあるペキニーズですが、自分からは滅多に甘えようとはしません。負けず嫌いで自尊心が高い犬種なので、気に入らないことがあるととことん自分を貫こうとします。

基本的なしつけはもちろん、飼い主との間にしっかりとした主従関係を築き上げる必要があります。

ビションフリーゼ

ビションフリーゼ

ビションフリーゼの特徴はそのコミュニケーション能力の高さです。飼い主以外の人間や、他の動物とも仲良くなれる陽気な犬種です。

その反面、周囲の空気を読む傾向がありストレスを溜めやすいところもある為、日頃からスキンシップや運動などでストレスを発散させてあげることが大切です。

真っ白でくるくるとした被毛が愛らしく幅広い世代から人気を得ているビションフリーゼですが、毛が伸びるスピードが早いため、こまめなブラッシングと定期的なトリミングは欠かせません。

バセットハウンド

バセットハウンド

狩猟犬として活躍していたこともあり、忍耐力や集中力が高く小さい子供の相手もしてくれる優しい犬種です。比較的活発ではない為、家中を駆け回るということはあまりせず、のんびりゆっくりと過ごすことを好みます。

バセットハウンドは皮膚が弛んでいる特徴があり、皮膚の間に汚れが溜まりやすく放っておくと皮膚トラブルを起こすことがあります。念入りにケアをする時間を作って、常に清潔にしてあげましょう。

まとめ

バセットハウンド

いかがでしたでしょうか。マイペースな性格には良いところもありますが、人によっては悪いところと感じることもあるでしょう。

基本的に自分の意思をしっかり持っている子が多いので、それを受け入れてしつけるときは厳しく教え込める方が向いているでしょう。

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