犬が戸惑うこと1:出される指示がいつもバラバラ
犬は信頼している飼い主さんの指示を理解しようと頑張ります。しかし、その指示に一貫性がないと、犬は戸惑ってしまいます。
例えば、「オイデ」と飼い主さんに呼ばれて行くといつもは褒めてくれるのに、今日は叱られた・・・と犬が感じることをしてしまった経験はありませんか?このように犬が混乱する指示を習慣的にしていれば、「オイデ」と指示を出しても犬が来てくれなくなる恐れがあります。犬を叱るときは人間のほうから近づいて現行犯で叱りましょう。
犬への指示は、「簡潔」「一貫性」をポイントに、分かりやすくいつも同じ反応をしてあげてくださいね。
犬が戸惑うこと2:天候が悪くて散歩に行けない
激しい嵐の時は異常に気付いて理解できるかもしれませんが、室内からでは分からない雨や洪水・風が強い日などのときは、飼い主さんが今日のお散歩が危険だと判断して中止しても「どうして今日はお散歩に行かないの?」と訴えかけてくるかもしれません。
特に運動量が必要な犬種や、お散歩大好きなワンちゃんにとって、一日の楽しみであるお散歩が、お天気のためになくなってしまうことはとてもがっかりしますよね。
警報が出ている時や災害時は危険性を考慮してお散歩に行くべきではないですが、少しの天気の崩れではやはり犬が戸惑わないためにも、外に連れ出してあげたいですね。愛犬のために、雨の日も風の日もお散歩に行っている飼い主さんとワンちゃんを見かけると、本当に凄いなと感じます。
犬が戸惑うこと3:初めてのモノに接するとき
初めてのお散歩、初めて小鳥などの小動物に触れた時、某お掃除ロボットを初めて見た時、初めて海に行った日・・・など、その子にとって初めて見るもの・接するものに対して犬は戸惑います。
興味津々に自分から触れに行く子、ビビりで遠くから見つめる子、飼い主さんに助けを求める子・・・その反応も個性豊かで面白いですよね。怖がっている子にはストレスにならないように少しずつ慣らしてあげてくださいね。
犬が戸惑うこと4:家族が増える
結婚、出産、同居・・・家族が増えることは喜ばしいことですが、犬にとっては戸惑うことでしょう。どんな人とも仲良くなれるワンちゃんもいますが、特に飼い主さんだけが大好き!という性格のワンちゃんは、家族が増えて飼い主さんの意識がワンちゃん以外に向けられると戸惑い、ストレスになるでしょう。
新しい家族が増えても、今までと同じように愛情を注いであげましょう。飼い主さんも愛犬と今までのように過ごすことによって、リラックスできますよね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。愛犬のはじめての体験や初めて触れるものに対する反応は、飼い主さんも見ていてドキドキワクワクしますよね。また、一貫性のない指示や、家庭環境の変化はストレスとなることがありますので注意が必要でした。
愛犬の「戸惑っているな」という気持ちを察することができるように、日ごろからよく愛犬のことを観察してみましょう!