保護犬だった愛犬と出会った経緯
私と今の愛犬と出逢ったきっかけは、友達に「1歳くらいの狆の里親になりませんか?」と声をかけてもらったのがきっかけです。
当時、犬を飼いたくペットショップやブリーダーからお迎えを考えていました。それを夫に相談したところ「飼うなら里親がいい」との返答がありました。夫はもともとペットショップやブリーダーでお金を払い生き物を飼うということに抵抗があったようです。
そんなことを周りの友達や犬を飼っている話たりしていた為、里親にならないかとお声かけ頂けたのです。
もちろん飼いたいと探しているところだったので、運命だと感じ面会前にはもうお迎えをすると心には決めていました。
愛犬の過去
面会前に、どうしてこの子は新しい飼い主を探しているのか聞きました。しかも月齢も1歳ということで若いし不思議だったのです。
そして以下のことが分かりました。
- 前の飼い主はご夫婦だった
- もう一匹飼っており多頭飼いをしていた
- 奥さんがペットショップから飼ってきたが世話をしなくなった
- 旦那さんが面倒みていたものの、仕事もありこれ以上世話するのは無理だと判断
- 2匹とも保健所に連れて行く予定だった
元の飼い主さんは、2匹の誕生日すら覚えていなかったようです。
そんな話を聞きつけた方が、保健所に連れて行く前に里親を探そうと行動してくれたのです。
保護してくれた方は個人の方で、先に周りに声をかけ里親を探していました。もし周りで里親が決まらなかったら里親募集サイトで募集をかける予定だったようです。
面会
保護主さんと連絡を取り合い、面会の日を決めました。
実際に会うと、とてもフレンドリーな犬でとても元気な可愛い犬でした。ただ良く見ると手足の先が少し赤くなっており、ずっとケージ飼いだったか、お散歩に行けなかったのかストレスがかかっていたのだと分かりました。
その場でお迎えを決め連れて帰りました。
愛犬をお迎えしてから
我が家にきてから、本当に甘えるようになるまで2年ほどかかりました。もともとフレンドリーで愛想も良かった愛犬ですが、今思うと甘えることを知らなかったのだと思います。ずっとヘラヘラ元気良かったのも嫌われないように頑張っていたのでしょう。
しかし今は感情を表に出すようになり、嬉しい時は喜び、何かしてほしい時は訴えてきたり、思いっきり甘えたりと自由になった気がします。
沢山お出かけもしてどんどん心が近くなっていると感じれるのが喜びです。
保護犬を迎えて思うこと
保護犬を迎えるということ、それは決して簡単なことではないかもしれません。
どんな過去を持っているのか・どんなトラウマがあるのか、その子との付き合いをしっかり考えて少しずつ時間をかけて心通わせていく必要があります。
しかし、今まで知らなかった愛情・楽しい事・おいしい事たくさん教えてあげることが出来るのです。それは犬にとっても、飼い主にとっても嬉しいことだと思います。
まとめ
これから犬を迎えることを考えている方、どうか保護犬という選択肢を考えて欲しいです。どこで出逢うかそれは分からないですが、保護犬の中にこれからあなたと過ごす犬がいるかもしれません。
犬を飼うということ、それはとても幸せなことです。
辛いこともあるかもしれないですが、どうか最後まで愛してください。
あなたが愛せば、犬は愛に応えてくるでしょう。