チワワのトリミングは必要?カットするメリットやセルフトリミングの方法

チワワのトリミングは必要?カットするメリットやセルフトリミングの方法

小さな体とウルウルしている大きな瞳がとても可愛らしいチワワ。抜け毛が多くなってくると、スッキリさせてあげたくなる飼い主さんが多いようですが、チワワにトリミングは必要なのでしょうか。

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チワワにトリミングは必要?

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チワワは、短毛のスムースコートと、長毛のロングコートの2種類に分けられます。トリミングとは犬の毛をカットして整えることですが、全ての犬種に必要なわけではありません。チワワはトリミングがいらない犬種です。

ロングコートのチワワは、足裏や足回りの毛のカットをしないとボサボサに伸びてくるので、体のカットはしなくても定期的なお手入れは必要になってきます。

チワワは体の毛をハサミやバリカンでカットすると、毛質が変わったり元のようなきれいな毛が生えてこなかったりすることもあるので注意が必要です。

しかし、本来カットが不要な犬種のチワワですが、ロングコートのチワワはカットをすることで快適さを得られる場合もあります。

お手入れが楽

チワワのトリミングをすると、シャンプー後にドライヤーで乾かしやすくなります。また、ブラッシングなどの日頃のお手入れがしやすくなるため、毛玉やもつれもできにくくなるのもメリットです。

お手入れが苦手な犬も短時間でケアできるので、負担をかけずにすみます。

熱がこもりにくくなる

カットをするとさっぱりするので、熱がこもりにくく、特に暑い時期には見た目からも涼感を得ることができます。 

熱中症予防にもなるので、暑い時期だけカットをするという飼い主さんも多いでしょう。

皮膚病の予防

毛が短くなることで蒸れたり汚れたりしにくくなります。湿度が高い日本でも、蒸れや汚れが原因となる皮膚炎対策ができるのは大きなメリットです。

皮膚の疾患がある犬は、獣医師の指示により治療目的で短くすることもあります。

チワワのトリミングを行うタイミングと頻度

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チワワのトリミングはシャンプーをするタイミングが理想的で、頻度は月に1回程度です。ロングコートのチワワはシャンプーの日にまだ毛が伸びていなければ、足回りを整えてあげる程度にし毛がボサボサになってきたタイミングでカットすればOK。

しかし、毛が伸びて気になってくるまでの期間に、毛玉やもつれにならないようにブラッシングなどのお手入れが必要です。

カットは、夏の暑い時期は短めにして、冬は夏よりも長めにカットするなど、季節によって工夫をしてあげると快適に過ごすことができます。

老犬の場合はトリミングすることが負担になるので、あまり頻繁に行わず簡単にお手入れできるように汚れやすい場所を短くカットして清潔を保つのがよいでしょう。

負担を減らすために、シャンプーはせず蒸しタオルで拭いてあげたり、ドライシャンプーを使ったりなど短時間で終わらせてあげてください。

子犬の場合は免疫力や抗体ができていない状態なので、たくさん犬がいる場所に行くのは危険です。全てのワクチンを打ち終わる、大体生後3ヶ月頃から可能です。

しかし、子犬は成犬になって飾り毛もしっかり伸びてからカットするのをおすすめします。

チワワのトリミングで人気のカットスタイル

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チワワはトリミングの手間がかからないため、カットしたことがないという飼い主さんも少なくありません。しかし、少しカットするだけでお手入れが楽になることもあります。

また、チワワは飾り毛があり様々な種類のカットを楽しめるので、愛犬の魅力を引き出すカットスタイルを見つけてあげましょう。

サマーカット

全体的に毛を短くするサマーカットは、涼しそうに見えるため暑い時期に人気のカットスタイルです。スムースチワワのようなかわいい印象に仕上がります。

お手入れが楽になりますが、物理的な刺激や紫外線、虫刺されなどによるリスクが高まります。またバリカンをかけることにより、毛質がごわごわと硬くなったり毛がまばらに生えてきたりということも。

もしサマーカットをする場合は、バリカンを使わないようにするなど、短くしすぎないように気をつけた方がよいでしょう。

また、毛が短くなることで寒さを感じやすくなるので、冷風で体が冷えないようにエアコンの温度設定にも注意し必要に応じて服を着せてあげてください。

ライオンカット

首回りと前胸の毛を残して、ライオンのたてがみのように仕上げるのがライオンカットです。尻尾の毛も毛先だけ残すため、本物のライオンのように見えます。

ライオンカットは体の毛を短くした方がより本物のライオンのようになります。しかし、サマーカットと同様、毛が短くなると紫外線による皮膚のトラブルや熱中症、ケガや寄生虫がつきやすいなどのトラブルが起きる可能性が高くなるため注意が必要です。

服を着せてあげたり、お散歩の時間帯を選んだりなどの配慮をしてあげましょう。

飾り毛カット

あまり雰囲気を変えたくないけど、スッキリさせたいという飼い主さんに人気のカットスタイルです。短くなりすぎないよう、地面につく部分だけをカットしたり、汚れが気になる部分だけカットしたりと、愛犬に合わせてカットする部分を変えてあげるとよいでしょう。

全体的に短くしすぎるとナチュラルではなくなってしまうので、切りすぎには注意が必要です。丸みを帯びたフォルムになるので、幼く見えますが太って見えてしまうこともあります。

もも尻カット

その名前の通り、お尻をももの形のようにするカットスタイルです。

お尻のプリッとしたスタイルがかわいいと人気で、肛門回りがスッキリするため汚れにくくお手入れがしやすくなります。

しかし、毛量が少ないと形が出にくいこともあります。また、カットをすることでまばらに伸びてきたり、元の自然な状態に戻らなかったりすることもあるため注意してください。

チワワのトリミングにかかる料金と時間

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チワワは犬の中でも、トリミング料金が安い犬種です。地域によって変わってきますが値段相場は、¥4000〜¥5000。かかる時間は全身カットで2時間くらいです。

抜け毛の具合や、大きさよってプラス料金がかかるところもあるので、確認した方がいいでしょう。

チワワのトリミングを上手にオーダーするコツ

こんな風にカットにしたいという希望があれば、カタログや写真などを持っていき、オーダーすることがおすすめです。トリマーもカットのイメージがしやすいので、スムーズに話ができるでしょう。

チワワのセルフトリミングの仕方

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トリミングサロンに連れていく時間が取れない、料金を抑えたいなどの理由から、「自分でトリミングできるかな」と考える飼い主さんもいると思います。

チワワを家でトリミングするときは、最低限お手入れしておきたい足回りやおしりカットがおすすめです。

やり方を知る

家でセルフトリミングをする前に、動画や本などで、トリミングの仕方やコツを頭に入れておきましょう。 ケガをさせないように正しいやり方で行うことが大切です。

カットをする前の準備 

カットをする前にシャンプーをし、抜け毛や汚れ、不要な皮脂を落とします。シャンプー後はしっかりとドライヤーで乾かして、ブラッシングをしましょう。

この工程をなくすと仕上がりがだいぶ変わってきますが、老犬や病気、ケガなどがある場合は無理のない範囲で行ってください。

カットの手順

次にカットの手順についてご紹介していきます。
  • 1.肉球からはみ出ている足裏の毛をカットし、足先が丸くなるように整える。
  • 2.犬を立たせ、しっぽを根本から持ち上げ肛門にかかっている毛をカット。そのあと、汚れがつきそうなおしりの毛を少しずつカットしていく。
  • 3.耳回りや顔まわりの毛を少しずつカット。嫌がって顔を動かしたり、耳を動かしたりする場合もあるので、ケガをさせないために、難しそうな場合はやめる。
このようにカットしてみましょう!

カットのポイント

長い時間をかけるとストレスになり、トリミングが嫌いになってしまうかもしれません。できるだけ短い時間で終わらせるようにし、時間がかかりそうなときは、何日かに分けるなど工夫をして行いましょう。

短く切りすぎるなど失敗をすると、修正もできなくなってしまうので、少しずつカットしていくことがポイントです。

トリミングに慣れていない犬は、怖がり嫌がるときもあります。無理に続けると噛むようになったり、トリミングが嫌いになってしまったりする可能性も。どうしても嫌がる場合は、愛犬にケガをさせないためにもプロにお願いすると安心です。

まとめ

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チワワの毛を短くカットすると、幼くなったと感じる飼い主さんもいるようです。毛の伸び方でも個性が出ますが、カットをすることのメリットとデメリットを理解した上で挑戦してみてはどうでしょうか。

チワワの気になるカットスタイルがあったら一度プロのトリマーさんに相談してみるのもいいかと思います。

愛犬の雰囲気に合うカットを見つけて、かわいくしてあげてくださいね。

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