わんちゃん専用「健康手帳」を手作りしませんか?
愛犬の健康を管理する「健康手帳」をご存知でしょうか?
犬の健康手帳というのは、犬の名前や歳など基本的な情報とともに、普段の健康状態や体重を記入しておく手帳のことです。
そして、大事なのはワクチンや狂犬病の予防接種日を記入しておくことです。特に、持病のあるわんこなら発作の起きた時期や、薬を与えたタイミングなどを把握しておく必要があるため、この健康手帳が役立ってくれます。
今回は、犬の健康手帳を手作りする際に記載すべき情報を4つに絞ってご紹介したいと思います。
1.ワクチン、狂犬病の予防接種を受けた日
まず、混合ワクチンを接種した日を記載しておきましょう。
混合ワクチンの接種は、愛犬を感染症から守るために忘れてはなりません。昨年はいつ受けたっけ・・・と、ギリギリになって予約することを防ぐためにも、健康手帳にしっかり記載してくださいね。
狂犬病の予防接種を受けた日も記載しておきましょう。
狂犬病の予防接種は、毎年4~6月までに受けなければなりません。春になると市町村からお知らせは届くものの、やはり飼い主さんが覚えておく必要があります。
その他にも、フィラリアの予防薬の接種日を記載おくと便利です。
フィラリアの薬は、春から秋にかけて毎月決まった日に飲ませなければならないため、うっかり忘れてしまった!ということのないよう健康手帳に記しておきましょう。
また、定期的に使用するノミ・ダニ駆除薬を投薬した日も記載しておくとよいです。
2.持病がある犬の投薬状況
持病があるわんちゃんは、投薬を忘れてしまうと命に関わることもあります。投薬状況とともに、発作の起きた日なども記載しておくとよいでしょう。
そうすることで、獣医さんにも正確な情報を伝えることができ、対策も考えやすくなります。
3.体重
動物病院で測ってもらった体重を記載しておきましょう。家で測ることができるのなら、それも記載しておくとよいです。
体重を記録することは、愛犬に辛いダイエットをさせずに済むだけでなく、病気による体重減少に早期に気づくことができます。
4.写真
健康手帳に愛犬の写真を入れておくのもおすすめです。 万が一愛犬とはぐれてしまったときにその写真を頼りに探してもらうことができます。
基本情報もお忘れなく
健康手帳を手作りする際に記載すべき情報を4つご紹介しましたが、愛犬の基本情報も忘れずに記載しておきましょう。
基本情報とは、
- 名前(呼び名もあれば)
- 年齢
- 犬種(カラーや特徴も)
- 性別(去勢しているかどうかも)
などです。
健康手帳は、飼い主さんが愛犬の健康を管理するだけでなく、例えばかかりつけでない獣医さんに診てもらうときに役立ちます。
こういった情報を一冊にまとめていることで、転院したときや災害が起きたときにも獣医さんに的確に情報を伝えることができます。
まとめ
今回は手作りの犬の健康手帳をご紹介しましたが、実は市販のもの(1,000円前後)やアプリもあります。
市販の健康手帳やアプリの良い点は"手軽"というところでしょうか。
反対に、手作りの良い点は"一から自分の好きなように作ることができる"ところだと思います。
好きなノートに好きな色で線を引いて、愛犬にぴったりの健康手帳を作ってあげてくださいね。
家族の一員である、わんちゃん。愛犬の健康を管理するのは私たち飼い主の役目です。
特に、持病のあるわんちゃん、シニア犬の飼い主さんはこの機会に作成してみてはいかがでしょうか。手作り健康手帳が役立ってくれることを、期待しています。